中津市犬丸にある『喫茶 ウォーターバレー』に行ってきました。
『喫茶 ウォーターバレー』は、中津市鍋島で約40年間にわたり愛されてきた老舗喫茶店ですが、2023年8月に中津市犬丸に移転しリニューアルオープンしました。
ナポリタンやカレーといった王道の洋食に、大盛りパフェやクラシックなプリンが並ぶメニュー構成は、まさに “昭和喫茶の教科書” のようなラインナップです。

中津市では超有名な老舗喫茶店!移転後のお店に行くのは初めて♪

昭和レトロな雰囲気と自家焙煎コーヒーの香りが漂う店内は変わってないね
ウォーターバレー | 外観
中津日田道路・犬丸ICから車で約2分、国道213号線沿いというドライバーには嬉しい立地です。

もともとは中津市鍋島で約40年間営業していた老舗喫茶店。マスターの息子さんが『ウォーターバレー』の名前を引き継ぎ、その歴史と空気感をそのままに、二代目『ウォーターバレー』をオープンさせました。

駐車場は店舗前にありますが、台数は多くないのでグループで行かれる際は乗り合わせがおすすめ。満車時には別駐車場へ案内してもらえますので、安心して訪問できます。
ウォーターバレー | 店内
店内に足を踏み入れると、昭和の喫茶店にタイムスリップしたかのような、レトロなムードに包まれます。

焙煎されたコーヒーの香りと、鉄板ナポリタンやカレーの香りが同居する空間は、どこかノスタルジックな心地よさです。

客席はカウンター席と4人掛けのテーブル席があって、お一人でもグループでも利用しやすいレイアウトになっています。

今回はカウンター席に座りましたが、目の前にはオシャレにディスプレイされたコーヒーカップやグラス♪マスターやスタッフの方との会話が楽しめるのもカウンター席の醍醐味!

マスターは見た目と違って気さくな感じで、いろいろと面白いお話ができたよ

内装はマスターがDIYで仕上げたことに驚き!波乱万丈の経歴を聞いてさらにびっくり!!
ウォーターバレー | メニュー
カレーや定食などボリュームのある食事メニューと、喫茶店らしいスイーツメニューの両方がしっかり揃っているため、「ごはんを食べに行く店」としても「パフェを食べに行く店」としても使える喫茶店です。
カレー
カレーは、オムレツカレーをはじめ、カツカレーなどのバリエーションがあり、口コミでも「カレーがおすすめ」と語られることが多い看板カテゴリーです。

軽く食べたい方におすすめのライトシリーズもあります。

セット・ライスメニュー
メンチカツセットやハンバーグセットなどガッツリ系の定食メニューも充実。オムライスやピラフなどの洋食メニューも揃っています。

艶やかなケチャップライスにふんわり卵をまとわせたクラシックなオムライスは、ボリュームと懐かしさを兼ね備えた一皿として、幅広い世代から支持されています。
スパゲティ・トースト
スパゲティは、鉄板ナポリタンが主役級の人気メニューで、太めの麺に濃いめのケチャップソース、そして熱々の鉄板という“純喫茶の正解”の組み合わせです。ほかにもクリーム系やミートソース系などがラインナップされ、どれも喫茶らしい素朴さと安心感のある味わいにまとまっています。

トーストメニューは、バタートーストやハニートーストなど、軽食とおやつの中間のような使い方ができる品揃えです。厚切りパンをこんがり焼き上げ、バターをじゅわっと染み込ませたクラシックなスタイルで、コーヒーとの相性は言わずもがなです。
デザート・パフェ
デザートは、プリンやケーキ、パフェなど喫茶店の王道スイーツがラインナップされています。

パフェは、このお店の大きな目玉で、特にイチゴの季節には「超大盛りイチゴパフェ」がSNSや動画で話題になるほどの迫力です。

11月25日の訪問だったけど、いちごパフェの販売はもう少し先とのこと…残念…

コーヒー・ティー
自家焙煎コーヒーは、浅煎りから深煎りまであって、香り豊かな味わいが特徴。ホットコーヒーだけでなく、アイスやアレンジ系も楽しめます。

ソフトドリンク
ソフトドリンクには、クリームソーダのような喫茶定番の “映える一杯” もラインナップされています。

鮮やかな色合いのソーダとアイスクリームのコントラストは、レトロな店内の雰囲気と相まって、“昭和ポップ”な一枚を撮りたくなる魅力を持っています。
新メニュー
常連さんが愛したメニューを大切にしながら、新しいメニューの開発にも力を入れています。

カレーソースのテイクアウト
「お店の味を家でも楽しみたい」という常連のニーズに応えるため、カレーソースはカレー缶として販売されています。

ウォーターバレー | 実食

今回は、お店で一二を争う人気メニュー「オムレツカレー」と「昔ながらのオムライス」を注文!

締めにはやっぱりパフェがないとね♪
オムレツカレー・ライト(1,250円)
オムレツカレーのライトシリーズは、その名の通り、ほんのり甘いふんわりオムレツとスパイスの効いたカレーのいいとこ取りを、少し軽めのボリュームで楽しめる一皿です。

スプーンを入れると、とろりとほどける卵の下から、スパイスの香りが穏やかに立ち上るカレーが現れ、口に運ぶごとに “洋食屋と喫茶の境界線” を歩くような贅沢さを感じます。

卵を2玉使用して作るふわふわトロトロなオムレツが大人気!

『ウォーターバレー』のカレーは少し辛め。+100円で甘口に変更できるよ
昔ながらのオムライス(1,600円)
昔ながらのオムライスは、ケチャップの赤と卵の黄色のコントラストが美しく、見た瞬間に心が子どもに戻るような一皿です。

昔懐かしい味わいをそのままに、チキンライスを卵で優しく包み込む昔ながらのスタイル。鶏肉がゴロゴロと入ってボリューム満点!

パラリと炒めたケチャップライスにはハムや野菜の旨味が染み込み、ふわりと包む卵との一体感は、まるで “昭和の洋食屋の記憶” を現代に再生したかのような完成度でした。
フルーツパフェ(1,400円)
フルーツパフェは、背の高いグラスに色とりどりのフルーツがトッピングされていて、そのトップには日本ではなかなかお目にかかれないスターフルーツが!!運ばれてきた瞬間にテーブルが一気に華やぎます。

スターフルーツは、断面が星型になる独特な形状を持つ果物だね

甘酸っぱい味で爽やかな香り♪

キウイやオレンジ、リンゴなどのフレッシュな酸味と甘さに、アイスやホイップのコクが重なり、一口ごとに「果物のカーニバル」を口の中で楽しんでいるような賑やかさです。
抹茶パフェ(1,200円)
抹茶パフェは、和の渋みと喫茶スイーツの甘さを一度に味わえる“大人のデザート”といった雰囲気があります。

抹茶アイスのほろ苦さに、あんこや白玉のやさしい甘みが寄り添い、グラスの底までスプーンを進めるほどに、甘味処と喫茶のいいとこ取りをしているような満足感を覚えました。
チョコバナナ(1,200円)
チョコバナナパフェは、濃厚なチョコソースと完熟バナナの王道コンビを、存分に楽しめる一杯です。

チョコのビター感とバナナのねっとりした甘さに、アイスの冷たさが加わると、まるで子どもの頃の “ご褒美デザート” をアップデートしたような、背徳感と幸福感が同時に押し寄せます。
ホットコーヒー

食後にサービスでコーヒーをいただきました!
ホットコーヒーは、深めに焙煎した豆を使った、香り高くコクのある一杯で、口当たりはまろやかですが、後味にはしっかりとした苦味が残ります。

店内にはコーヒー焙煎機が設置されています。

店内では生豆を焙煎したコーヒー豆を販売しています。浅煎り、深煎りなど自分好みに合わせて選ぶことで、より充実したコーヒータイムを楽しむことができます。

ランチとパフェを食べた後のコーヒーは、季節を問わず最高!
ウォーターバレー | まとめ
『喫茶 ウォーターバレー』は、鍋島時代(旧店舗)から続く歴史を引き継ぎながらも “進化した昭和レトロ喫茶” といえる存在です。
カレーやオムライスといった洋食を柱に、パフェをはじめとするデザート、そして21時まで営業の利便性が加わり、ランチから夜カフェまで幅広いシーンで頼りになる一軒でした。
ちなみに、店名『ウォーターバレー』の由来は、もともと水谷さんが運営していたお店(水と谷の直訳)を店名も含めて引き継いだことだそうです。

カレーにオムライス、パフェからコーヒーまで王道の喫茶店メニューはどれも絶品!

丁寧な接客で店主とのお話も楽しく、何度も訪れたいお店だね
ウォーターバレー | 店舗情報
| 店名 | 喫茶 ウォーターバレー |
| 住所 | 中津市犬丸1672-1 |
| TEL | 0979-32-4158 050-3618-0481 |
| 営業時間 | 11:30〜21:00 |
| 定休日 | 水曜 |
| 席数 | カウンター:14席 テーブル席:4人×2卓 |
| 電子決済 | 不可 |
| 駐車場 | 店舗前6台 ※満車時は別駐車場案内あり |
| @watervalley__ |
※営業時間・定休日・メニュー内容や価格は変更の可能性があります。来店前に公式Instagramなどで最新情報を確認することをおすすめします。


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