大分市角子原にある『かへ.nokoto』に行ってきました。
2023年9月にオープンした『かへ.nokoto』は、朝の静謐な時間に寄り添う “朝ごはん” 専門カフェ。
インスタグラムや口コミで瞬く間に話題となり、予約必須の人気店となりました。日常の喧騒から一歩離れ、丁寧に仕立てられた和の朝食を味わう――そんな特別な体験を求めて多くの人が足を運びます。

食事メニューは「朝ごはん」のみだけど、お昼も夜も営業しているよ

当日の空き状況はストーリーでお知らせ…13時の部に空きがあったので即電話予約♪
かへ.nokoto | 外観
大分市中心部から車で約30分、学習塾や美容サロンが入居した建物の左端にお店はあります。

店名の看板が掲げられていないシンプルな外観。予約の時間になったら玄関ドアがオープンするので、それまで車で待機です。

お店の前に8台分の専用駐車場がありますが、台数は限られているため、乗り合わせでの来店が推奨されています。

かへ.nokoto | 店内
グレーを基調とした店内は、無駄を省いたシンプルなデザイン。北欧カフェのような落ち着いた雰囲気があります。

2名掛けと4名掛けのテーブル席が5卓、こぢんまりとした空間に配置されています。席数は多くありませんが、その分、一人ひとりに丁寧なサービスが行き届きます。
かへ.nokoto | メニュー
『かへ.nokoto』の食事メニューは潔く “朝ごはん” 一択。その内容が圧巻です。
大分で育ったお米を土佐備長炭と共に炊き上げたご飯。そこに具だくさんの汁もの。そして13種類もの小鉢が並びます。小鉢の内容は日によって変わり、旬の食材や手作りの工夫が光ります。

ご飯は普通盛り・大盛り(+110円、ドリンクセットの方は無料)・山盛り(+220円、ドリンクセットの方は+110円)から選択可能。
デザートは日替わりで、この日は「ほうじ茶パンナコッタ」。テイクアウト用で「レモンのパウンドケーキ」も販売されていました。

ドライフラワーも販売されています。

かへ.nokoto | 実食
朝ごはん(1,500円)
着席して程なく運ばれてくる ”朝ごはん” は、まるで旅館の朝食のような豪華さ。まず目を奪われるのは、ずらりと並んだ小鉢たちの色とりどりの美しさ!

小皿が整然と並べられた圧巻の光景…

2人分のお膳を並べると、テーブルの上が小皿で大渋滞!!

ご飯は一粒一粒がふっくらと立ち、噛むほどに甘みが増します。けんちん汁は具材がごろごろと入り、出汁の旨みが身体の芯まで染み渡るよう。小鉢それぞれが主役級の存在感を放ち、どれを食べても「次はどんな味だろう」とワクワクが止まりません。

箸を伸ばすたびに、優しい味付けと素材の持ち味が口いっぱいに広がります。

岩塩はソーセージ、柚子胡椒はけんちん汁に入れるのがおすすめです。


ご飯がどんどん進み、気づけばおかわり(普通盛り・110円)をお願いしていました。
特に印象的だったのは、玉子の出汁醤油漬け。おかわりしたご飯にのせて卵かけご飯で締めくくり♪
セルフサービスのコーナーにはカリカリ梅も。

ごま油は純正のものを、それ以外の油はすべてオリーブオイルを使用。砂糖はてんさい糖かきび砂糖を使用していて、素材の味を活かした優しい味付けです。

お腹も心も満たされる、まさに “ご褒美朝ごはん” だったね

食後のデザートも気になる…
ほうじ茶パンナコッタ(220円)
食後のデザートには「ほうじ茶パンナコッタ」を注文。

滑らかな口当たりとともに、ほうじ茶の香ばしさがふわりと広がります。甘さは控えめで、和の余韻が心地いいです♪

かへ.nokoto | まとめ

『かへ.nokoto』は、ただ朝食を食べる場所ではありません。日々の忙しさを忘れ、心と身体にやさしい時間をチャージできる“癒しの空間”です。
手間暇かけて仕立てられた朝ごはんは、どれも家庭的でありながら、プロの技とセンスが光るものばかり。店主の“おもてなしの心”が、料理にも空間にも隅々まで行き届いています。
朝から贅沢な気分を味わいたい方、丁寧な和の定食を求める方、そして大切な人と特別な時間を過ごしたい方に、心からおすすめしたい一軒です。

気になった料理は店主が丁寧に説明してくれるので気軽に尋ねてみて

17時と19時スタートの夜ご飯(2,750円)もやっているんだね
かへ.nokoto | 店舗情報
店名 | かへ.nokoto |
住所 | 大分市角子原2丁目4-16 |
TEL | 090-8911-0840 |
営業時間 | (朝・昼)9:00、11:00、13:00 (夜)17:00、19:00 ※完全予約制、日によって変動あり |
定休日 | 木 ※毎月の営業日はInstagramでお知らせ |
席数 | 2人×3卓、4人×2卓 |
予約 | 電話のみ ※完全予約制 |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | 8台 |
@cafe_nokoto |
ひろかわバラ園
『かへ.nokoto』から約2.5キロ、車で約6分のところにある「ひろかわバラ園」(大分市志村)。
広川さん夫婦が二人で作り上げたバラ園です。


自宅のバラ園を無料で公開しているよ

5月11日に鑑賞したけど、ちょうど見頃だったね♪

一般公開から10年。現在では約500平方メートルに、230種450株のバラが咲き誇ります。

立体的に植栽されていて、その規模と美しさに圧倒されます。

コーヒー(200円)のサービスもあるので、ゆっくりと鑑賞できますよ。

斜面を切り開いたバラ園なので、高い位置から園全体を見下ろせます。

6月8日(日)までオープンガーデン開園中!
開花状況は公式Insgtagram @kenjihirokawa でご確認を。
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