別府市明礬(みょうばん)にある『岡本屋売店』に行ってきました。
明礬温泉のランドマークともいえる『岡本屋売店』は、150年続く老舗旅館「岡本屋」が母体の元祖地獄蒸しプリン発祥のお店です。
山肌から立ち上る湯煙に包まれながら、温泉の恵みを生かした地獄蒸しグルメを楽しめます。温泉地ならではの情緒とグルメの魅力がぎゅっと詰め込まれた、まさに別府観光のハイライトです。

『岡本屋売店』といえば「元祖地獄蒸しプリン」だね

プリン以外にも地獄蒸しグルメがたくさん!
岡本屋売店 | 外観
『岡本屋売店』があるのは、湯煙が立ち上る明礬温泉の街道沿い。車の中でも硫黄の香りがプンプンして、“別府らしさ”を体感させてくれます。

お店からは明礬温泉名物の白い湯けむりや丘陵地帯、遠方の市街地や別府湾を一望できます。
目の前にある明礬大橋は、東洋一のアーチ橋と称され、全長411メートル、高さ約50メートル、アーチ支間距離は235メートル、開通当初は当時の日本で最長のアーチ支間を誇っていました。

近隣には湯の花小屋や、昔ながらの湯治場の雰囲気が広がり、別府八湯の一つとして観光客のみならず地元の方にも親しまれています。

店舗前には専用の駐車場が完備されていますが、土日や連休には混雑が必至で “なかなか停められない” という声も少なくありません。平日や朝早くの利用が狙い目です。
岡本屋売店 | 店内
昔ながらのロッジ風の店内。アットホームで気取りのない空気が流れます。

窓際の席では、立ち上がる湯煙や湯の花小屋を眺めながらくつろぎの時間を過ごせます。

テラス席では絶景を眺めながら食事を楽しむこともできます。
岡本屋売店 | メニュー
イートインメニュー
看板商品の「地獄蒸しプリン」をはじめ、名物「地獄蒸したまごサンド」、大分の郷土料理「とり天」、「地獄蒸し塩たまご」など、別府ならではの温泉を利用したグルメがずらりと揃っています。

玉子を使った使ったメニューがいっぱい!

うどんにはトロトロ温泉たまごがトッピングされているんだね


テイクアウトメニュー
うどんを除いて多くのメニューがテイクアウト可能です。

岡本屋売店 | 注文カウンター
席を確保してからカウンターで注文をします。

「地獄おにぎり」は、鶏ゴボウのおにぎりに半熟の温泉たまご、その下には隠し味のマヨネーズが入った三位一体の絶品グルメ!

カウンターにはおにぎりが並べられていて、午前中に売り切れてしまうことも。

岡本屋売店 | 実食

地獄蒸したまごサンド(770円)
ふかふかのパンにふわふわの地獄蒸したまごがたっぷり♪厚めに切られたきゅうりのシャキシャキの食感が良いアクセントに。
優しい塩気と黄身の濃厚さが合わさり、一口ごとに温泉の贅沢を噛みしめることができます。


温泉の蒸気で蒸した地獄蒸したまごを2~3個使っていて、パンの端までぎっしり!

数量限定なので土日祝日は午前中に売り切れることも…前日までに電話で予約をするのがオススメ!
地獄蒸し塩たまご(143円)
シンプルな「地獄蒸し塩たまご」も人気です。

温泉の蒸気でじっくり蒸された塩たまごは、ほんのり塩分があり硫黄の香りがします。

元祖地獄蒸しプリン・カスタード(440円)
看板メニューの「元祖地獄蒸しプリン」は、濃厚な卵の風味ととろけるような舌触り、ビターなカラメルのハーモニーが絶妙♪温泉の蒸気を用いた独自製法「地獄蒸し」で作ったプリンです。

美味しさの秘密は、硫黄分を多く含んだ高温の温泉噴気。カスタードのまろやかさが一層際立ちます。


温泉文化とスイーツが出会う…唯一無二のプリンだね

苦みが効いたカラメルと濃厚な味わいがクセになる!
地獄パフェ(900円)
パフェには名物の地獄蒸しプリンが丸ごと入っていて、ソフトクリームとコーンフレークが層をなします。

カラメルのほろ苦さと濃厚なソフト、コーヒー氷もトッピングされている大人向けのパフェです。

とり天(715円)
大分名物の「とり天」はサクッと軽やか♪鶏肉はふわふわでジューシー!

ポン酢とカラシでさっぱりとした味わいに。

地獄蒸しプリンソフト(700円)
地獄蒸しプリンの濃厚な風味をベースにしたソフトクリーム。ほろ苦さと優しい甘さが重なり合い、最後に締めるデザートとしても大満足♪

岡本屋売店 | まとめ
『岡本屋売店』は、温泉文化とグルメが融合した別府観光随一の人気スポット。
中でも「元祖地獄蒸しプリン」は、別府・明礬のソウルフードとして人々を魅了し続けています。混雑することもありますが、訪れる価値は十分あり!明礬温泉を訪れたら立ち寄りたいお店です。

地獄グルメが盛りだくさんのお店。まだまだ食べ足りない!

明礬大橋や湯の花小屋が立ち並ぶ景色も最高!
岡本屋売店 | 店舗情報
店名 | 岡本屋売店 |
住所 | 別府市明礬4組 |
TEL | 0977-66-6115 |
営業時間 | 8:30〜18:30(LO 17:30) |
定休日 | 無休 |
席数 | (店内) カウンター:16席 テーブル席:2人×1卓、4人×6卓 6人×1卓 ※テラス席あり |
予約 | 電話 |
電子決済 | クレジットカード、電子マネー、QRコード |
駐車場 | 25台 |
Webサイト | jigoku-prin.com |
@okamotoya.beppu |
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