由布市挾間町にある『陣屋市場 ふれあい茶屋』に行ってきました。
『陣屋市場 ふれあい茶屋』は、地元農家が運営する農産物直売所に併設された食堂です。大分県産の食材をふんだんに使った郷土料理が評判で、地元住民の憩いの場にもなっています。
陣屋市場 | 外観
由布市挾間町の中心部、複合型文化施設「はさま未来館」の向かい側にお店はあります。

大分市から由布市へ向かう国道210号線沿いにあるよ

よく通る道だけど、陣屋市場で食事をするのは初めてだね♪

ふれあい茶屋は、農産物直売所に併設された食堂です。

店舗前には50台程度停められる駐車場があり、大型車でも駐車可能です。
陣屋市場 | 店内
店内は広々としていて、2人掛けと4人掛けのテーブルが10卓ほど配置されています。

スタッフは地元の女性たちが中心。注文時に料理の説明を丁寧にしてくれて、初めての郷土料理でも安心して楽しめます。忙しい時間帯でも笑顔を絶やさない心遣いが印象的でした。


温かさに触れる接客と雰囲気で心地のよい空間だね♪

お客さんも地元の常連さんが多くて和やかな雰囲気もあるね♪
陣屋市場 | メニュー
1番人気は陣屋定食(800円)。大分の郷土料理「だんご汁」にかしわ飯、旬の野菜を使った小鉢、漬物が付いたボリューム満点の定食です。

気になったのが「カレーライス」…このラインアップの中でなぜあるのか気になる…

地域の特産品「米なす」をメインにした茄子定食(800円)は、夏季限定のおすすめメニューです。

小鉢の内容は日替わりで、入口に置いてあるブラックボードにその日の料理が書かれています。本日の小鉢は「切り干し大根の煮つけ」です。

陣屋市場 | 実食
陣屋定食(800円)

▼だんご汁
「だんご汁」は、大分県を代表する郷土料理で、主に小麦粉を使った団子と季節の野菜を味噌仕立ての汁で煮込んだ料理。

小麦粉に水と塩を加えてこね、薄い帯状に伸ばしただんご(平たい麺)が特徴のだんご汁。
味噌をベースに干し椎茸などから取った優しい出汁がなんとも言えずほっこりとする味わい。

優しい出汁の風味が絡んだもちもちの平麺がたまらない!

だんごの他、しいたけ、にんじん、ごぼう、厚揚げ、青ネギなどが入って具だくさん!
▼かしわ飯
「かしわ飯」は、鶏肉・ごぼう・干ししいたけ・人参などの具材を煮込んでから、炊き上がったご飯に混ぜ合わせた料理。

鶏肉の旨味がご飯にしっかりと染み込み、ほっこりとした味わい。家庭的な素朴さの中に、素材の良さが光ります。

九州地方では鶏肉を「かしわ」と呼ぶことから、この料理名が付けられたんだって。

▼小鉢(切り干し大根) ▼漬物
やせうま(600円)
挾間町発祥といわれる郷土料理「やせうま」

主に小麦粉を使った生地を平たく伸ばし、適当な大きさにちぎって茹でます。茹で上がった団子にきな粉と砂糖をまぶしたものが「やせうま」です。

きな粉をまぶしたもちもち麺は素朴な甘さがクセになる…昔懐かしい味で、ついつい箸が止まらなくなりました。

たっぷりとかかったきな粉がうれしい♪

地元の方曰く「子どもの頃のおやつ」だったそうで、郷土の歴史を感じさせる一品です。
陣屋市場 | 直売所
食事の前後には、併設の直売所も要チェック!特産品の「いちご」や「なす」をはじめ、旬の新鮮野菜や鶏卵のほか、漬物やまんじゅうなどの加工品を販売しています。
開店前から新鮮野菜を買い求めるお客さんが列を作っています。

手作りのイーストまんじゅう(600円)やたんさんまんじゅう(5個・500円)は、直売所ならではのおすすめスイーツです。

Instagramにも投稿しています
Instagramでは動画投稿もしています。当日の様子はぜひ動画でもご覧ください。
陣屋市場 | まとめ
この地方に伝わる郷土料理の魅力が凝縮された『陣屋市場 ふれあい茶屋』。地元の人々の温かさに触れながら、大分の伝統的な味を存分に楽しめる隠れ家的スポットです。
陣屋市場 | 店舗情報
店名 | 陣屋市場 ふれあい茶屋 |
住所 | 由布市挾間町挾間95-1 |
TEL | 097-583-4312 |
営業時間 | (食堂)11:00~15:00 (直売所)8:30~16:00 |
定休日 | 第1・第3月曜、年末年始 |
席数 | 1人✕1卓、2人✕5卓、4人✕5卓 |
予約 | 電話 |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | 約50台 |
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