別府市石垣東にある『ニュー宝来』に行ってきました。
別府市の市街地から少し離れた住宅地に、地元民から長年愛され続けるラーメン店『ニュー宝来』があります。昭和の空気をそのまま閉じ込めたような店構えと温かい雰囲気が魅力的なラーメン店です。

1962年(昭和37年)創業の老舗ラーメン店!

40年以上前に別府にこの店ありと言われた「宝来軒」に縁があるみたい
ニュー宝来 | 外観
『ニュー宝来』は、別府駅から車で6分ほど。マンションやアパートが立ち並ぶ住宅街の一角に、ひっそりと佇んでいます。

店舗前には2台ほど停められる駐車スペースがあります。

どこか懐かしい昭和の食堂の雰囲気だね
ニュー宝来 | 店内
店内に入ると、左手にテーブル席、右手には座敷の円卓、奥にはカウンター席が並びます。

店内も昭和の食堂文化を色濃く残す空間。レトロなカウンターのイスやおばちゃんの接客なんかに癒やされます。
ニュー宝来 | メニュー
メニューは、定番のラーメンのほか、ワンタンメン、ピリ辛高菜ラーメン、焼のりラーメン、チャーシューメンなどのバリエーションがあります。

ラーメンにピリ辛高菜・小ライスを加えたサービスセット(+190円)、ギョーザ4ケ・小ライスを加えたギョーザセット(+290円)は、多くのお客さんが注文する人気メニューです。


ニュー宝来 | 実食
焼のりラーメン(860円)

ラーメンに大判焼のりが4枚トッピングされた「焼のりラーメン」を注文!
運ばれてきた丼には、香ばしく焼かれた海苔が4枚もトッピングされていて、湯気の向こうからほのかに磯の香りが立ちのぼります。

豚のゲンコツ、鶏ガラ、モミジで仕込んだスープは茶褐色。ひと口すすると、まろやかなコクと優しい旨味と甘味がじんわり広がり、豚骨特有のクセや臭みは一切ありません。

自家製の細麺は四角い断面が特徴。柔らかくスープとの絡みが抜群!焼のりが溶け込むことで、スープに奥行きが生まれ、最後まで飽きずに食べ進められます。

バラチャーシュー


昔懐かしい味がして、食べるとホッとした気持ちに♪
ワンタンメン(930円)

ラーメンにワンタンがトッピングされた「ワンタンメン」を注文!
ワンタンメンは、ふわりとしたワンタンがたっぷり入った贅沢な一杯。

ワンタンの皮は薄くなめらかで、口に入れるととろけるような食感。中に入っている豚ひき肉の餡は、スープの旨味と相まってジューシー♪

スープは焼のりラーメン同様、あっさりとしながらもコク深く、ワンタンの旨味が溶け出すことでさらに味わいが増します。細麺との相性も良く、最後の一滴まで飲み干しちゃいました。


豚骨特有の臭みも無くスープまで一気に完食♪
ギョーザ(250円)
ギョーザは小ぶりながら、皮はパリッと焼き上げられ、中の餡はジューシー♪柚子胡椒入のタレでいただくのも、このお店ならでは。


ラーメンのお供にもぴったり!

250円という価格も嬉しいポイントだね
Instagramにも投稿しています
nstagramでは動画投稿もしています。当日の様子はぜひ動画でもご覧ください。
ニュー宝来 | まとめ
『ニュー宝来』は、別府の地で長年愛されてきた “昭和の味” を今に伝える名店です。温かい接客、丁寧に作られたラーメン、そしてどこか懐かしい店内の空気。ここでしか味わえない “別府の伝統” が、丼の中にぎゅっと詰まっています。
濃厚系とんこつが主流の昨今のラーメン界の中で、こちらのお店ではいずれのカテゴリーにも属さない独自のラーメンを守り続けています。

観光客にはあまり知られていない、まさに “地元民の隠れ家”

別府の食文化を語るうえで欠かせないラーメン店。まさに別府の文化遺産だね
ニュー宝来 | 店舗情報
店名 | ニュー宝来 |
住所 | 別府市石垣東6-8-6 |
TEL | 0977-22-5315 |
営業時間 | 11:00〜14:50 ※麺やスープがなくなり次第終了 |
定休日 | 火・水曜 |
席数 | カウンター:5席 テーブル席:4人×3卓 小上がり席:4人×2卓 |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | 店舗前2台 |
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