由布市挾間町にある『ときのま かふぇ』に行ってきました。
国道210号線から少し山あいに入った丘の上、まるで空に浮かぶようなロケーションに佇む『ときのま かふぇ』。
忙しい日々に、少しだけでも ”ほっとする時間” をという思いを込めた店名となっています。「農のある暮らし」をテーマに、お米や野菜などの農作物を育てながら、おむすびランチとして提供しています。
自家栽培の「なつほのか」という品種のお米を使ったおむすびと、由布岳・鶴見岳を望む大パノラマが、訪れる人に “ときのま” の癒しを与えてくれます。

福岡県から移住してきた夫婦が、2023年11月にオープンしたカフェ!

自家栽培米を使ったおむすびランチと絶景が楽しめるカフェだよ
ときのま かふぇ | 外観
『ときのま かふぇ』があるのは、由布市挾間町の山の上。Googleマップで近くまでは行けますが、最後の坂道は少し分かりづらいので、公式Instagramの道案内動画を事前にチェックするのがおすすめです。

県道618号線沿い、青く塗られたブロック塀と看板が入口の目印!山の頂上を目指して70mほど登ります。

最後の坂道は道幅が狭いので気をつけて進んでね

元々はクヌギの山だったところを切り開いて、このカフェを作り上げたみたいだね
駐車場は坂を登った先の右側スペースに7台分が用意されています。週末やランチタイムは満車になることも多いので、乗り合わせでの来店がベターです。

木の温もりを感じるシンプルな外観。山の緑に溶け込むような佇まいは、まるで秘密基地のよう。坂を登った先に現れるその姿は、日常から切り離された “ご褒美時間” の入口です。


開店時間11時の少し前に到着したけど、すでに2組待ち…

ランチの予約もできるよ!詳しくはInstagramをチェックしてね
ときのま かふぇ | 店内
木の香りと柔らかな光に包まれた店内は、シンプルでありながらも洗練された雰囲気。

ジャズが流れる店内はオシャレ度マックス!

店内にはテーブル席、カウンター席、そしてテラス席があります。どの席からも窓越しに田園風景と山並みが広がり、まるで絵画の中にいるような贅沢な空間です。

天気の良い日は、ぜひテラス席へ。由布岳と鶴見岳を一望でき、風に揺れる稲穂や鳥のさえずりがBGM。ここで味わうおむすびは、都会では決して体験できない“ごちそう”です。

左に由布岳、右に鶴見岳が並んでいます。田園と山並みが織りなす絶景は、まさに“心の洗濯”。四季折々の表情を見せる景色は、何度訪れても飽きることがありません。

ときのま かふぇ | メニュー
お食事メニューは2種類の具材が選べる「ときのまランチ」のみ。おむすび2種、豚汁、サラダ、副菜、漬物、プチデザート、プチコーヒーがセットになっています。おむすびは約15種類の具材から選べるのが魅力。定番の「梅」「さけ」「高菜」から、「卵黄しょうゆ漬け」「明太マヨクリームチーズ」など創作系まで多彩です。

カフェタイムには、日替わりケーキや各種ドリンクも。
「ときのまブレンド」は、別府の自家焙煎スペシャリティコーヒー専門店「オセロスペシャリティコーヒーロースター」によるオリジナルブレンド。苦味が少なくすっきりとした味わいで、食後にもぴったりです。

「本日のデザート」は、シフォンケーキ(480円)とベイクドチーズケーキ(550円)。
「マスターの気まぐれメニュー」のコーヒーゼリーミルク(600円)は提供のない日もあるので、見かけたら要チェックですよ。

店内で販売されているアクセサリーは店主のハンドメイド作品。カフェ営業、農作物づくり、ハンドメイドの3刀流です!

ときのま かふぇ | 実食
大パノラマが楽しめる窓際のテーブル席でいただきました。


お冷のコップも可愛い♡

ときのまランチ(1,600円)
「ときのまランチ」は、おむすび2種・豚汁・サラダ・副菜・プチデザート・プチコーヒーがセットになっています。
お米や野菜の説明も丁寧で、「自分たちが育てたものを食べてもらいたい」という真心が伝わってきます。初めてでも安心してくつろげる空気感です。

おむすびは「はちみつ梅」と「さけ」を選びました。

おむすび用の器は波佐見焼。ここにもこだわりが見えます。

「はちみつ梅」はど、梅の甘酸っぱさとご飯のふっくら感が一体となり、口の中で春の陽だまりのような幸福感が広がります。「さけ」は、「なつほのか」の優しい甘みと見事にマッチ♪

1つ約150グラムと大きめサイズだけど、ぺろりと食べられる軽やかさ♪
具だくさんの豚汁は、野菜の甘みと豚肉の旨味が溶け合い、体の芯から温まる一杯。自家製野菜の存在感がしっかり感じられます。


身体に染み渡る味わい…ホッとする気持ちに…

おむすびとの相性は言わずもがな

サラダのドレッシングは3種の中から選ぶことができます。珍しいナッツソースをチョイス。香ばしいナッツの風味が野菜の甘みを引き立て、思わず笑みがこぼれる美味しさでした。

ほうれん草の白和えは、優しい味付けで素材の旨みを引き出しています。豆腐のなめらかさとほうれん草のシャキッと感が絶妙なバランス。
自家製きゅうりの漬物は、パリッとした食感とほどよい塩気。おむすびの合間に食べると、口の中がリセットされてまた一口が楽しみになります。
本日のデザートはシフォンケーキ。ふわふわのシフォンケーキは、軽やかな口どけで、食後の余韻をやさしく包み込んでくれます。

「ときのまブレンド」は、ブラックでも苦味が少なく、すっきりとした後味。
カウンターには可愛いコーヒーカップがずらり♪ホットコーヒーを注文すると、好きなカップを選ぶこともできるようです。

ときのまランチ・プチデザート&プチコーヒー抜き(1,300円)
デザートとコーヒーを省いたシンプルなセット。

おむすびは「高菜」と「卵黄しょうゆ漬け」(+50円)を選びました。

「卵黄しょうゆ漬け」は、とろりと濃厚な卵黄がご飯に絡み、まるで“和風カルボナーラ”のような贅沢さ。コク深い味わいがクセになります。「高菜」は、シャキシャキ感がいいアクセント。ご飯の甘みが引き立ち、最後まで飽きずに楽しめます。

中にも具材がたっぷりと入っていて大満足のボリューム!

どれも美味しくて全種類制覇したい!
サラダのドレッシングは3種の中から選ぶことができます。ごま醤油をチョイスしましたが、ナッツソースと同様、野菜の甘みを引き立て、思わず笑みがこぼれる美味しさでした。

「ときのまランチ」は、まるで “由布の恵み” を一皿に凝縮したようなセット。おむすびのふっくら感と、素材の滋味深さが際立ちます。
Instagramにも投稿しています
Instagramでは動画投稿もしています。当日の様子はぜひ動画でもご覧ください。
ときのま かふぇ | まとめ
ロゴマークは手話による指文字表現となっていて、手話対応ができるお店になっています。

『ときのま かふぇ』は、由布の自然と自家栽培米の美味しさが融合した唯一無二のカフェ。ここで過ごすひとときは、まさに “時間の間(ときのま)” …日常の喧噪を忘れ、心と体がリセットされる場所です。おむすびの奥深さと、絶景の癒しをぜひ体感してみてください。

素晴らしい景色と地元の食材をゆっくり味わって、心と体にほっと一息を♪

ふるさと納税の返礼品にもなっているよ
ときのま かふぇ | 店舗情報
店名 | ときのま かふぇ |
住所 | 由布市挾間町小野1977 |
TEL | なし |
営業時間 | 11:00~16:00(LO 15:30) |
定休日 | 月・木・日曜 |
席数 | (店内) カウンター席:2人×3卓 テーブル席:2人×1卓、4人×1卓 (テラス) テーブル席:2人×2卓 |
予約 | インスタグラムのDM or 店頭 ・予約枠は2卓(11時、2名〜6名)、それ以外は来店順 ・予約期限は希望日の前日まで |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | 7台 |
@tokinoma_cafe |
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