大分市府内町にある『食堂 南天』に行ってきました。
大分駅から歩くこと約10分。おしゃれな府内五番街通りにある地下への階段降りていくと飲み屋街「府内横丁」、その奥にひっそりとお店を構えています。ドアを開けると立ちのぼる和の香りに、一瞬で心がほぐれます。

今回はランチに行ってきたよ

府内五番街を歩くたびに気になっていたお店だね
南天 | 外観
『食堂 南天』があるのは、府内五番街通りの府内ビル地下1階。「心のオアシス 府内横丁」の看板が目印です。

お車の方は専用駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。

雑居ビルの怪しい雰囲気漂うディープな世界…一見さんにはちょっとハードルが高そう。入り口には愛嬌たっぷりの木彫りカエルが迎えてくれます。

南天 | 店内
中に入ると一安心。店内は明るく小料理屋のような洗練された内装。年配のご夫婦で切り盛りしているアットホームな定食屋さんだ。シンプルでありながらも、家庭的な温かさを随所に感じられます。

カウンター席とテーブル席が2つ、席数は多くありませんが、その分隠れ家らしい落ち着きが漂います。「こぢんまり」とした雰囲気が、誰でも肩肘張らずに過ごせる理由かも。
昼にはサラリーマンが一息つき、夜には仕事帰りの常連さんがカウンターでゆっくり食事を楽しむ姿が見られます。
南天 | メニュー
ランチタイム メニュー
『食堂 南天』では、ランチも夜も同じ定食メニューが楽しめるのが特徴。
全ての定食に季節の小鉢や茶碗蒸しが付いていて、食後にはささやかなデザートも提供されます。


どの定食も同一価格の1,050円!
夜の定食 メニュー
夜もランチと同じ定食メニューですが、全メニュー+150円で1,200円となります。ビール・とり鍋(雑炊つき)・小鉢がセットになった「南天おすすめセット」は仕事帰りのちょい飲みにぴったり。


「南天おすすめセット」でちょっと一杯!もいいね
南天 | 実食
かにコロッケ定食(1,050円)
定食屋さんではあまり見かけない「かにコロッケ定食」を注文。ご飯と味噌汁のほか、山盛りのサラダ、小鉢、茶碗蒸し、漬物、それにデザートまで付いて、1,050円です。

茶碗蒸しまで付いて、コスパ抜群の定食だね

いろいろ付いている定食は嬉しい♪

細かいパン粉の衣で包まれた小ぶりなカニコロッケ。サクッと箸を入れるとふわっと蒸気が立ち上ります。

衣はサクッと香ばしく、中はとろりと溶ける舌触り。ひと口で広がるコロッケのクリーミーさに心が躍ります。

添えられた小鉢の煮物は、レンコン、人参、ごぼう、椎茸、大根、こんにゃく、しめじ、鶏肉、小魚…と具だくさん!茶碗蒸しのとろみも心地よい。
自家製の漬物は、市販品にはない家庭的な味わい。三つ葉とえのきが入った料亭仕込みのお味噌汁にほっこり♪
食後のデザートはヨーグルト味のムース。内容は日によって替わります。

店主は府内町の有名店だった「かに太郎」で40年間腕を振るった料理人。ご夫婦の高齢化に伴い、2011年から定食屋『食堂 南天』を営業しています。

「かにコロッケ」は「かに太郎」で高い人気を誇った料理だよ

一品一品に職人の丁寧な仕事振りが感じられるね
しょうが焼き定食(1,050円)
「しょうが焼き定食」を注文!こちらも1,050円です。

豚肉は柔らかく、しょうがの風味と甘辛いタレが見事に染み渡る——家庭で食べるような懐かしさも感じさせます。

南天 | まとめ
『食堂 南天』は、誰もがほっとできる「街の食堂」として、日々の忙しさを忘れさせる居心地と温もりを提供しています。
地下街という隠れ家のようなロケーションで、良心的な価格と品数豊富な定食、季節感のある小鉢、さらには嬉しいデザートまで——そんな南天の味は、一度訪れればきっとリピートしたくなるはずです。

夜も定食を提供しているので、ふらっと立ち寄れるのもいいね

80歳を超える大将の職人気質の雰囲気も素敵♪
南天 | 店舗情報
店名 | 食堂 南天 |
住所 | 大分市府内町3丁目5 府内ビルB1F |
TEL | 090-6896-1758 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:00~21:00 |
定休日 | 土・日曜・祝日 |
席数 | カウンター:6席 テーブル席:4人×2卓 |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | なし(近隣コインパーキング利用) |
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