別府市北浜にある『グリルみつば』に行ってきました。
『グリルみつば』は、昭和28年(1953年)創業の老舗洋食レストランで、ビーフカツやとんかつ、とり天のほか、鉄板焼きや中華も楽しめるハイブリッドな名店として、地元のみならず観光客にも愛されています。
初代が米軍キャンプや当時「別府で一番」と言われたレストランで腕を磨き、その味を受け継いだ三代目が、古き良き洋食のエッセンスに現代的なエッジを加えた料理を提供しています。

観光ガイドにも掲載されていて、土日祝は行列ができるほどの人気店!

今回は混雑を避けるため、平日のランチタイムに行ってきたよ
グリルみつば | 外観
お店があるのは、別府駅から徒歩約8分ほど、北浜の飲食店が立ち並ぶエリアの一角です。

海側の国道10号線から少し入った通り沿いにあり、温泉街らしい飲食店のネオンが立ち並ぶ中、ちょっと可愛らしい空気感をまとっています。

駐車場は店舗前に3台分が確保されています。週末やランチタイムには満車になりやすいので、確実に停めたい場合は時間を少しずらすか、近隣コインパーキングとの併用を想定しておくと安心です。
グリルみつば | 店内
店内はカウンター越しに鉄板を望むオープンキッチンもあって、「洋食屋 × ライブキッチン」というワクワク感に満ちた空間です。

じゅうじゅうと肉が焼ける音に加えて、食欲をそそる香りが漂い、どこか劇場のような臨場感があります。

カウンター席の反対側にはテーブル席が並び、派手さこそないものの、肩の力を抜いてゆったりと食事ができる落ち着いた空気が漂っています。
グリルみつば | メニュー
※メニュー表の写真撮影は禁止のため、詳細については『グリルみつば』の公式ホームページでご確認ください。
三大名物
この店の「三大名物」として語られる「ビーフカツ&とんかつ」、「とり天」、「中華」は、今も多くの方々に愛されている人気メニューです。
10日間かけて仕込む自家製デミグラスソースや「友永パン屋」のパン粉を使ったビーフカツ(2,300円)とトンカツ(1,400円)は、創業当時から変わらぬ味。ビーフカツには赤身のフィレ肉を、とんかつにはブランド豚を使用。サクッと軽い衣は、乾燥させた食パンを削った粗目の生パン粉が、食感の決め手です。牛すじと香味野菜をじっくり煮込んだ、コク深いデミグラスソースでいただきます。
とり天(1.350円)は、練りからしを溶かしたポン酢や酢醤油に付けて食べるのが一般的ですが、『みつば』では自家製の甘いタレをかけて提供するのが伝統です。衣に染み込んだタレの風味と鶏肉の旨味が絶妙にマッチしています。
中華に使用する出汁には、とり天を作る際に残った鶏ガラを活用し、ホテルで修行を積んだ料理人が、本場の味に『みつば』ならではのエッセンスを加えています。
ランチメニュー
ランチタイムには、日替わりのサービスランチを中心に、ライスと赤だしがセットになったランチメニューが並びます。
◎サービスランチ(洋食 or 中華):1,000円
◎ヒレカツ・とんかつ・エビフライ・魚フライランチ:各1,400円
◎みつばランチ(ポークピカタ&魚フライ):1,600円
◎ステーキランチ(フィレステーキ):2,400円
※ライスと赤だし付き
サービスランチのメインは日替わりで、洋食と中華から1つを選びます。この日は「洋食はミンチカツ」、「中華はトリ甘酢煮」です。
グリルみつば | 実食
今回はランチメニューの中から「サービスランチ(洋食)」と「ステーキランチ」を注文しました。
サービスランチ(1,000円)
この日のサービスランチ(洋食)のメインは、ミンチカツです。
ミンチカツは、「みつば三大名物」の一つ「ビーフカツ&とんかつ」と同じカテゴリーに属するレギュラーメニューで、洋食カツの一翼を担っています。

ナイフを入れると、表面のサクッという音に続いて、中からはふわりと肉汁と玉ねぎの甘い香りがあふれ出し、断面からはしっとりとしたミンチがぎゅっと詰まっているのがわかります。

カツ・フライ類には、自家製の生パン粉を使用。乾燥させた食パンを削った粗めのパン粉がサクッと軽い食感を生み出しています。

一口頬張ると、柔らかい肉の弾力とじんわり広がるミンチの旨味、そしてコク深くもキレのあるデミグラスソースがバランス良く口の中を支配します。

ミンチの旨み、自家製デミグラスの深いコク、自家製パン粉のサクサク食感が重なり合い、クラシカルな洋食らしい満足感のある一皿♪
ステーキランチ(2,400円)
「みつば三大名物」に並ぶ人気メニュー「ステーキランチ」を注文!焼き具合はミディアムでお願いしました。
注文が通ると、厚くカットされたフィレ肉が鉄板の上にのせられ、瞬間的に立ち上る煙と、香ばしい香りが客席全体を包み込みます。

断面はほんのりピンク色を残したミディアムレア寄り。フィレ肉は火を入れすぎるとパサつきやすい部位ですが、こちらのステーキは焼き加減の妙で、外側は香ばしくカリッと、中はしっとり柔らかく、口に入れた瞬間にその火入れの確かさが伝わってきます。

ソースは和風ベースと洋風ベースの2種類が用意されています。どちらも、フィレ肉の旨味を引き立てつつ、鉄板の香ばしさを包み込むような味わいです。

付け合わせの野菜も、鉄板の熱で軽く火を入れられ、シャキッとした食感を残しつつ甘さが引き出されています。

「今日はちょっと贅沢しよう!」という日に選びたい一皿だね
グリルみつば | まとめ
『グリルみつば』は、昭和から続く洋食のDNAと、鉄板焼きというライブ感、そして大分らしいとり天や豊後牛という土地の個性が、一つの場所で出会える稀有なレストランです。
別府の温泉とセットで楽しむのはもちろん、地元の人が「ここだけは連れて行きたい」と口を揃える理由が、しっかりと表現されているお店でした。

今回は食べなかったけど、自家製の甘いタレがかかった「とり天」もぜひ食べてほしい一品!

「別府に来たなら一度は寄ってみてほしいグルメスポット」として、これからも愛され続けるレストランだね
グリルみつば | 店舗情報
| 店名 | グリルみつば |
| 住所 | 別府市北浜1-4-31 |
| TEL | 0977-23-2887 |
| 営業時間 | (ランチ)11:30〜14:00(LO 13:30) (ディナー)18:00〜21:00(LO 20:00) |
| 定休日 | 火曜、月曜夜 |
| 席数 | カウンター:7席 テーブル:2人×1卓、4人×2卓、6人×3卓 |
| 予約 | 電話 |
| 電子決済 | クレジットカード、電子マネー コード決済 |
| 駐車場 | 3台 |
| Webサイト | mituba.info |
※メニュー内容や価格、営業時間は変更になる場合がありますので、訪問前に最新情報をご確認ください。
周辺スポット | 竹瓦温泉
『グリルみつば』から徒歩3分ほどのところにある「竹瓦温泉」は、明治12年(1879年)創設の歴史ある温泉で、現在の建物は昭和13年(1938年)に建てられました。

唐破風造の重厚な木造建築で、昔ながらの温泉情緒が色濃く残る外観が特徴。内部は別府らしい半地下構造の浴室で、昭和初期に時間が止まったようなノスタルジックな雰囲気を味わえます。

竹瓦温泉の周辺は、多くの猫が住んでいるエリアとして知られています。


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