由布市挾間町にある『味里屋』に行ってきました。
家庭料理をベースに新鮮な旬の野菜をたっぷり使った手作り料理が評判のお店です。
大分市からだと、大分医大入口のローソンがある交差点を右に曲がり、しばらく直進(約6.5キロ・車で約9分)すると、右側に「営業中」の赤いのぼりが見えてきます。
お店は、自然に囲まれたのどかな場所にあって、看板がないと普通の民家だと思って通り過ぎてしまいそうです。
味里屋 | 店内
店内には靴を脱いで上がります。店主の両親が暮らしていた築50年の実家を改装したとあって、生活感があって親しみのある和の空間が広がっています。
お食事ができる部屋は全部で3つあって、2部屋は個室、もう1部屋は二間続きの広々としたスペースで、4人掛けテーブルが4卓並べられています。
お雛様も飾られている落ち着きのある空間。
案内されたのは4人掛けテーブルが1つだけ置いてある個室。普段の忙しさを忘れてゆったりとした時間を過ごせそうです。
味里屋 | メニュー
メニューは、旬の野菜たっぷり「和んプレート(ドリンク・デザート付)」(1300円)のみです。
和んプレート(1300円)
1枚のプレートの上には、色とりどりの料理が並んでいます。どれから食べたらよいのか迷ってしまいますね・・見た目は普通の家庭料理のように見えますが、食べてみると一手間も二手間もかけたことが分かる美味しさです。
メニューは、その日の食材によって毎日変わるようなので、この組み合わせのメニューはこの日にしか出会えないものです。今回のおかずはいつもより1~2品多かったようです♪
メニューは当日の朝、仕入れた食材によって料理をしながら考えるなんて、スゴイね♪
右手前にあるのが、滅多にメニューに出ないという「牛肉の生ハム」です。豚肉ではなく牛肉は珍しいですね。この日はたまたま手に入ったということで、これが食べられただけでも今日来てよかったと思えます♪
一番左にあるのは「切り干しだいこん」。炒めているのでシャキシャキとした食感です。その右にあるのが「ニラ」です。
右側にある緑色の天ぷらは「蕾菜(つぼみな)の天ぷら」。1~3月頃が旬の野菜です。あまり市場に出回っていないようで初めて食べました。コリコリとした食感で、ほろ苦さがあります。寒い冬から暖かくなる春が近づいていることを感じさせますね。
その後ろにあるのが、本日のメイン「鶏とねぎのかき揚げ」。野菜だけでなく、お肉もしっかりあってボリュームも満足です。
一番左側(上の写真で見切れている料理)は「なばなの胡麻和え」です。
上側のサラダの中には「金柑」が入っています。これも珍しいですね。
たくさんの料理がある中で、この日一番驚いたのが「青パパイヤの中華風きんぴら」(上の写真の真ん中)。「蕾菜」に続いて初めて食べる食材。オリーブで炒めてあって食感はトロっとしています。栄養価も高くポリフェノールやビタミンCが豊富に含まれています。
ご飯は、「白米」 or 「とうもろこしの炊き込みご飯」が選べます。とうもろこしの旨味を丸ごと味わえる、おいしい炊き込みご飯です。
ご飯はおかわりができましたが、おかずもたくさんあって十分にお腹いっぱい♪どれを食べても美味しくて、しかもヘルシーで大満足です。
食事の後は、お楽しみのコーヒー&デザート。デザートは、ヨーグルトとチョコレートです。料理のおいしさの余韻に浸りながら、コーヒーをゆっくり味わいました。
味里屋 | まとめ
料理から接客まで店主が一人で切り盛りしているので、電話予約が必須になります。
店主の人柄もよく、そのバイタリティあふれる姿に感心します。隣に住んで毎日通いたいくらい、店主と料理のファンになりました。
野菜料理が中心ですが、お肉料理もしっかりあってボリュームにも大満足♡普段食べないような、いろんな料理があって楽しい時間を過ごすことができました。メニューは毎日変わるようなので、近いうちにまた伺いたいと思います。
『味里屋』さんは、ランチタイムのみの営業ですが、店内でいただくだけでなく、お弁当の注文も可。
ショップカードのイラストは、大分県民にはお馴染みの宇佐市の観光PRキャラクター「うさからくん」や県の森林づくりマスコット「もりりん」などを考案したイラストレーター・吉崎ゆみさんが手がけたものです。店主の人柄がよく表れています。
ファンを惹きつけてやまない日替わりランチだね♪
味里屋 | 店舗情報
住所 | 由布市挾間町朴木1171-1 |
TEL | 097-583-6633 |
営業時間 | 11:30~14:00 |
定休日 | 日・月・水曜 |
席数 | テーブル6卓(4人掛け) |
予約 | 事前の電話連絡が必要 |
駐車場 | 7台 |
@misatoyhounoki | |
Insta | @misatoya.hasamamachi |
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