大分市畑中にある『らーめん 鶏の虜(とりのとりこ)』に行ってきました。
今年6月12日にオープンした鶏白湯ラーメン専門店。店名にある通り、鶏の魅力に取り憑かれた店主が極上の一杯を提供する注目のラーメン店です。
ラーメンからサイドメニュー、店内の装飾まですべて鶏推しのラーメン店に行ってきたよ!
らーめん 鶏の虜 | 外観
府内大橋北交差点から南へ500mほどの場所にあり、赤い大きなタペストリーが目印となっています。大分市の中心部からもアクセスしやすく、ラーメン巡りの際には外せない一軒です。
昭和47年創業の老舗定食屋「天領」の隣だよ
らーめん 鶏の虜 | 駐車場
駐車場は店舗横に2台分、店舗裏に2台分が用意されています。
らーめん 鶏の虜 | メニュー
入口に券売機がありますので、店内に入る前に食券を購入します。
『らーめん 鶏の虜』の看板メニューは、言うまでもなく鶏白湯ラーメン。しかし、それだけではありません。鶏白湯をベースに芝麻醤(チーマージャン・練り胡麻を加工したもの)を加えた「鶏坦々」や、期間限定の「鶏油まぜそば」などのメニューも揃っています。
サイドメニューも充実しており、ラーメンとの相性抜群の「鶏そぼろ月見」や「鶏肉飯(ジーローハン)」などの丼飯も楽しめます。中でも、デザートとして提供される「杏仁豆腐」は、ラーメンの後のお口直しにぴったり。レモンを絞って食べる新感覚の味わいですよ。
らーめん 鶏の虜 | 店内
清潔感のある店内は、オープンキッチンでオシャレなつくり。
左手にはテーブル席が3卓、右手にはメインとなるカウンターが7席あります。
カウンターの上には、なぜか大量のレモンとライムが…理由は後ほどわかりますよ。
カウンターの後ろには、紙エプロン(大人用・子供用)とヘアゴム、そしてなんとも可愛らしい鶏のぬいぐるみ♡
「鶏白湯」と「鶏坦々」のオススメの食べ方が壁の黒板にも。
カウンターやテーブルには、一人一人の好みに合わせて味変を楽しむための調味料が美しく並べられています。
左から「ブラックペッパー、五香粉(ウーシャンフェン)、柚子胡椒、姜葱醤(ジャンツォンジャン)、自家製ラー油」と普通のラーメン屋では見慣れないアイテムがずらり。
遊び心がある店内は和やかな雰囲気だよ
らーめん 鶏の虜 | 実食
玉子入り鶏白湯・雑炊セット(1,130円)
「鶏白湯」ラーメンが到着するまでの間、カウンターに備え付けられている食べ方の説明書を熟読します。
いよいよ、待ちに待った「玉子入り鶏白湯・雑炊セット」の登場です。
「鶏白湯」ラーメンといえば、もう少し白いスープのイメージがありましたが、少し黄色がかった黄金色をしています。
トッピングは、鶏チャーシュー・揚げごぼう・紫玉ねぎ・白髪ねぎ・水菜・煮玉子とヘルシーな組み合わせ。そして、丼の端にはレモンが添えられています。
スープを一口すすると、その濃厚さに驚かされます。大分県が誇るブランド地鶏「おおいた冠地鶏」を5時間かけて丁寧に煮込まれたスープは、鶏の旨味が凝縮された奇跡の一杯。しかし、その濃厚さとは裏腹に、後味はさっぱりとしており、飽きることなく最後まで楽しめます。
スープを一口すすったときのファーストインパクトは衝撃的!
全粒粉の中太麺は、北海道産と大分県産の小麦をブレンドした自家製麺。モチモチとした食感が特徴で、スープとの絡みは抜群です。噛めば噛むほど、小麦の香りと旨味が口の中に広がります。
モチモチとした麺とスープの相性が抜群!
トッピングも見逃せません。特に、揚げごぼうや水菜のシャキシャキとした食感は、ラーメンに新たな次元の美味しさを加えてくれます。
ここで第1弾の味変!レモンの出番です。レモンを絞って食べると、酸味が加わりさらに味わいが引き立ち、箸が進みます。
さらに味変!ブラックペッパー&柚子胡椒を入れると刺激的でパンチが効いた味わいに変化します。
ラーメンを堪能した後は、雑炊セットでフィナーレを飾ります。蒸し鶏に刻み海苔と色鮮やかなあられがのったご飯にスープを入れると…新たな一品「鶏白湯雑炊」が完成!
スープの旨味がさらに凝縮され、最後の一滴まで美味しくいただけます。この雑炊、実はラーメン以上に病みつきになる美味しさかもしれませんね。
雑炊にもブラックペッパーを入れて食べるのも◎
鶏坦々(880円)
「鶏坦々麺」にもオススメの食べ方がありますので、ラーメンが到着するまで予習します…
「鶏坦々麺」は、鶏白湯をベースに芝麻醤(チーマージャン・練り胡麻を加工したもの)を加えたスープです。
胡麻たっぷりのスープは香りが良く、自家製ラー油がアクセント!どろっとしていて、まるで食べるスープです。
濃厚な鶏白湯スープに香ばしいごまの風味が加わり、まさに至福の味わい♪
辛さと旨味のバランスが絶妙で、箸が止まらなくなります。
麺は「鶏白湯」と同じく全粒粉の中太麺。スープがねっとりしているので、鶏そぼろとともに麺とよく絡みます。
「鶏坦々麺」の味変は、レモンではなくライム!酸味が効いて味が引き締まります。
最後の味変は、五香粉(ウーシャンフェン)。中国の代表的な混合スパイスで、文字通り、スターアニスやクローブ、花椒など5種類のスパイスをブレンドしています。
テイストがガラッと変わり、台湾の定番料理「魯肉飯(ルーローハン)」を思い出すね♪
もっとスープを楽しみたい方は替え玉(180円)がありますよ。
鶏そぼろ月見(420円)
「鶏そぼろ月見」は、ふわふわご飯にジューシーな鶏そぼろ、トロッと濃厚な卵黄(ブランド卵「蘭王」)をトッピング。
オレンジ色の卵をプチッと割ってそぼろと一緒に頂きます♪
卵のとろりとした食感と、鶏そぼろの旨味が絶妙に絡み合い一口で感じる幸せなハーモニー♪
らーめん 鶏の虜 | まとめ
『らーめん 鶏の虜』は、その名の通り、訪れる人を虜にしてしまう魅力的な店舗です。鶏白湯ラーメンを中心に、各メニューが細部まで丁寧に作り込まれており、ラーメン好きにはたまらない一杯を提供してくれます。
特筆すべきは、味変を楽しめる豊富な調味料の数々。自分好みの味を探求できるのも、この店の魅力の一つでしょう。
今回は食べませんでしたが、デザートの「杏仁豆腐」も絶品です。さわやかでクリーミーは杏仁豆腐も味変がオススメ!レモンをかけると甘さが引き立ち、五香粉(ウーシャンフェン)をかけるとスパイシーで新感覚スイーツに。ラーメンの締めにぴったりです。
一口食べれば、あなたも『鶏の虜』になること間違いなし!
大分でも最近増えてきた鶏白湯ラーメン専門店。こちらもオススメ♪
らーめん 鶏の虜 | 店舗情報
店名 | らーめん 鶏の虜(とりのとりこ) |
住所 | 大分市畑中3丁目3-55 |
TEL | なし |
営業時間 | 11:00〜21:00(LO) ※スープがなくなり次第終了 |
定休日 | 月曜 |
席数 | カウンター:7席 テーブル:2人×3卓 |
電子決済 | 不可 ※券売機 |
駐車場 | 4台 |
@torikotorino |
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