日出町藤原にある『はんなりの香暮れ家 萌の華(もえのはな)』に行ってきました。
2019年11月にオープンした比較的新しいお店で、当初は「山の中のBar」として営業していましたが、コロナ禍を機にお弁当とランチの提供を始めました。
魅力は何と言っても、料理人として30年のキャリアを持つ店主・島真弓さんが作る至福のおばんざい♪自然に囲まれた静かな場所で、心温まる家庭料理が楽しめます。
萌の華 | 外観
国道10号沿いにあるフットサルコートから丘の方へ上った住宅街の中にあります。緑豊かな自然に囲まれた場所に、ポツンと佇む一軒家。そんな外観が『萌の華』の第一印象…隠れ家的な雰囲気が漂います。
お店の下に約4台分、店舗入口側にも約6台分の駐車スペースが用意されています。
萌の華 | 店内
店内に一歩足を踏み入れると、どこか懐かしさを感じる雰囲気で癒しの空間が広がっています。
天気の良い日にはテラス席も開放するそうです。高台にある立地を活かし、オープンエアな空間で四季折々の景色を眺めながら食事を楽しむことができます。
目の前には桜並木があるので、春には店内から桜の絶景が眺められるそうです。
桜の開花時期には数か月前から予約が入るみたいだよ
萌の華 | メニュー
『萌の華』のランチメニューは1種類のみ。
ランチの目玉は、何と言っても「おばんざい」。旬の食材を使った10種類もの「おばんざい」がバイキング形式で食べ放題です。
土鍋で炊いたご飯も人気です。ほっかほかの炊き込みご飯は、土鍋ならではの深い味わいが楽しめます。お米好きの方なら、きっと感動すること間違いなしですよ。
さらに、日替わりのメイン料理、お吸い物、デザート、ドリンクがセットになっています。
事前予約となりますが、予算に応じたオードブルや弁当にも対応してくれるそうです。特別な日のお食事にもぴったりですね。
萌の華 | ランチ&バイキング(1,700円)
おばんざい
店内の中央には、色とりどりのおばんざいたち。見た目も鮮やかで、食欲をそそります。
一つひとつのおばんざいは、島さんが丁寧に手作りしたもの。どこか懐かしい家庭の味わいが感じられます。季節の野菜を使った煮物や炒め物、出汁巻き卵など、バラエティ豊かな品々が並びます。
おばんざいの種類は、半分ぐらいを毎日入れ替えるみたいだよ
●蓮根と牛蒡のきんぴら
●小松菜のオイスター炒め
●出汁巻き卵
●サラダコロッケ
●牛蒡と蓮根、人参の牛肉甘辛煮
●おからの煮物
●カボチャサラダ
●茄子田楽
●焼き茄子
●セロリの胡麻油炒め
特に印象的だったのは、しっとりとした口当たりの煮物。じっくりと煮込まれた野菜の甘みと出汁の旨味が絶妙なハーモニーを奏でています。セロリの胡麻油炒めは、シャキシャキとした食感と爽やかな風味が口の中に広がり、箸が止まりません。
食べ進めるごとに、口の中が幸福感で満たされていくのを感じます。島さんの30年の経験と愛情が、一つひとつの料理に込められているのがよくわかります。
土鍋ご飯
土鍋ご飯の内容は日替わりです。この日は「大根の炊き込みご飯」。
ふっくらと炊き上がったお米の一粒一粒に、大根の甘みと旨味がしっかりと染み込んでいます。香り豊かで、噛むほどに味わいが広がっていきます。
本日のメイン
この日のメインは、とんかつです。
お吸い物
アオサとしめじのお吸い物
これだけの内容で1,700円!おばんざいは食べ放題!さらに、ドリンクはコーヒーと美酢(ざくろ)を1杯ずつ飲むことができます。
デザート
デザートは日替わり。この日はゆずのシャーベットでした。
最後は、さっぱりとしたデザートとコーヒーで締めくくり。ほっと一息つける瞬間です。
萌の華 | まとめ
店名の「香暮れ家(かくれが)」には、夕暮れ時に漂う家庭料理の良い香りのするお店にしたいという思いが込められています。まさに、お家感覚で気軽に立ち寄れる、そんな温かみのある雰囲気が魅力的なんです。
島さんの温かいおもてなしと、丁寧に作られた料理の数々。そして、季節ごとに変わる美しい景色。心も体も癒される素敵な時間を過ごすことができる場所です。
完全予約制のお店なので、訪れる際は電話で予約するのをお忘れなく。
一度訪れると『萌の華』のファンになること間違いなし!
萌の華 | 店舗情報
住所 | 速見郡日出町藤原4710-6 |
TEL | 090-3199-9178 |
営業時間 | 11:30~14:30(LO 14:00) ※完全予約制 |
定休日 | 月・金曜 |
席数 | テーブル 2人×3卓、4人×2卓 |
予約 | 電話のみ(11:00~12:30 電話対応不可) ※当日の2時間前まで |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | 約10台分 |
@moenohana.hiji | |
はんなりの香暮れ家萌の華 |
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