大分市東春日町にある『美味なかよし』に行ってきました。テレビや雑誌でも紹介されることが多い、とり天の名店です。
中心部からちょっと離れたところ(大分駅から約1.3km、徒歩17分ほど)にあって、大分駅方面からだと、ハローワークがある交差点を左折、しばらく直進すると右手側の三角地にお店はあります。ソフトパークのすぐ隣です。駐車場は店舗横1台分しかないので、近くの有料駐車場を利用するのがよいと思います。
<とり天>
ふんわりと揚げた鶏の天ぷらを酢醤油やポン酢につけて食べる大分のソウルフード。とり天、つけダレともに、店ごとに特長があってその違いを楽しむのも魅力の一つです。
創業1971年、外観も店内も懐かしさを感じさせる雰囲気。地元民に愛される昔ながらの定食屋さんです。
11時30分のオープンと同時に満席になるほどの超人気店。営業時間中も行列が絶えません。大分駅からは距離があること、平日のみの営業ということで、お客さんの大半が周辺で働くサラリーマンのようです。
メニュー
メニューは「鶏天定食」と「日替わり定食」の2つのみ。昔はもっとたくさんのメニューがあったそうですが、お客さんが「鶏天」ばかり注文するので、いつしかこのメニューに落ち着いたとのことです。この日もほとんどのお客さんが「鶏天定食」を注文していました。
鶏天定食(900円)
親子二人で切り盛りしているので、配膳はセルフ方式。テーブル番号を呼ばれたらカウンターまで取りに行きます。食べ終わった食器は同じくカウンターの返却口に返します。
メインの「鶏天」の他は、ご飯、味噌汁、オニオンスライス、漬物です。ご飯は大盛りにできますが、普通でも大盛りサイズで出てきますので、お気を付けください♪
ひと口サイズのとり天がゴロゴロと10個ほど盛られています。
とり天の衣はサクサクふわふわ、鶏肉はふっくらと柔らかくジューシー、サクふわ食感です。まずはタレをつけずにそのままいただきます。ニンニクと生姜の下味がよく染みた優しい味です。
他店と大きく違うのが、酢醤油やポン酢、練りからしではなく、オリジナルのタレでいただくところ。一味唐辛子とゴマが入った特製醤油ダレは、ピリッとした辛さでパンチが効いていて、とり天の旨味をさらに引き立ててくれます。
ボリュームたっぷりに見えますが、小ぶりなサイズで軽い食感なので食べやすく、ペロッと完食してしまいました。
日替わり定食(900円)
今日の日替わりは、「ささみチキンカツ」です。
とり天と同様、チキンカツも柔らかく、ふわっとした揚がり方です。甘めのソースともよく合っています。
まとめ
「とり天はどこのお店が好き?」と「とり天論争」が起こりますが、大分県民にはそれぞれ一家言があります。真っ先に思い浮かぶのが「美味なかよし」。サクサクふわふわ食感と特製ダレは他にはない特長です。
アットホームで温かみのあるお店で、ランチタイムで混み合う店内では、相席や席移動は当たり前。お客さんが互いに譲り合う雰囲気も心地がいいです。あったかい女将さんの接客にも心が温まります。
店舗情報
住所 | 大分市東春日町10-1 |
TEL | 097-534-2234 |
営業時間 | 11:30~14:00(売切次第終了) |
定休日 | 土・日・祝日 |
席数 | カウンター3席 テーブル4卓(4人掛け) |
予約 | 不可 |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | 店舗横1台(周辺に有料駐車場あり) |
コメント