大分県別府市にある別府冷麺発祥の店『胡月』(こげつ)へ行ってきました。
昭和45年(1970)創業の『冷麺・温麺専門店 胡月』は、言わずと知れた別府冷麺の専門店。
地元客・観光客問わず、常にお客さんで賑わっているお店です。平成29年(2017)に惜しまれつつも閉店しましたが、常連客だった加藤さんたちが ”歴史ある味をなくしたくない” という熱い思いからその味を引き継ぎ、翌年に2代目『胡月』としてオープン。製法は一切変えず伝統の味を守っています。
胡月 | 外観
開店してから10分で満席になるほど、常に行列が途切れない人気店。この日は13時30分頃に到着しましたが、タイミングよく待ち時間10分で入店できました。
駐車場は店舗向かいと横に15台分あります。
胡月 | 冷麺・並(800円)
圧倒的人気メニューは「チャーシュウ冷麺」ですが、さすがにこの時間には売り切れでした。
暑い夏はやっぱり別府冷麺!器もヒエヒエだよ
定番メニュー「冷麺・並」(800円)をいただきました。
地下68mから汲み上げる清水で仕上げたスープは、まろやかで昆布のだしが効いたさっぱりとした味わい。
そば粉配合のコシの強い極太麺は、一度食べるとクセになるモチモチ弾力。「別府冷麺」の特徴の一つに麺のコシの強さがありますが、特に『胡月』特製の麺は随一の弾力性ではないでしょうか。
牛チャーシューは脂が固まらないようにスジなどを取り除いてから煮込んでいます。
トッピングのキャベツキムチはスープに溶かすように食べます。キムチの程よい辛さと和ダシの豊かな香りが合わさって、風味がより豊かに♪最後の一滴まで飲み干せてしまう美味しさです。
麺の歯応えが想像を超える!さっぱりとしたスープとシャキシャキとしたキムチが最高に美味しい♪
胡月 | まとめ
今や全国にファンがいる別府冷麺の名店『胡月』。
別府市内で「別府冷麺」を提供するお店は40店舗あまり。それぞれのお店の味を楽しんで、お気に入りの一杯をぜひ見つけてください。
同じ別府冷麺でも焼肉店系と専門店系では、以下のような違いがあります。
焼肉店系(春香苑など) | 専門店系(胡月など) | |
麺 | 喉越しのよい中細麺 | 歯ごたえのある太麺 |
スープ | 魚介スープ | 和風ベースのスープ |
キムチ | 白菜・大根・きゅうりなど | キャベツ |
ちなみに、私が考える別府の4大冷麺は『胡月』『六盛』『春香苑』『一休の泪』です。
▼手のべ冷麺専門店 六盛 大分店
https://shibatan-blog.com/rokusei_oita/
▼春香苑
https://shibatan-blog.com/syunkouen/
胡月 | 店舗情報
住所 | 別府市石垣東8-1-26 |
TEL | 097-25-2735 |
営業時間 | (月)11:00~16:00 (水~日)11:00~17:30 ※売切次第閉店 |
定休日 | 火曜 |
席数 | (1階)26席 (2階)20席 |
予約 | 不可 |
電子決済 | 不可 |
駐車場 | 15台数 |
コメント