別府市上人西にあるラーメン屋『らぁ麺 三湯(SANTAN)』に行ってきました。
2021年12月にオープンした、ジャンルを超えた、従来の型にはまらないラーメンを提供する比較的新しいお店です。
別府大学から徒歩3分、別府大学駅から徒歩8分、別府大学通り沿いの分かりやすい場所にあります。駐車場は店舗裏に4台分あります。
店内
店内は無機質カフェのようなクールな雰囲気。カウンター席だけでなくテーブル席もあって、スペースも広く、ゆっくりと過ごせそうです。
メニュー
まずは、入口近くの券売機でメニューを選んで食券を購入します。
基本メニューは、「雪姫」(泡仕立ての鶏白湯ラーメン)と「貝太郎」(貝出汁ベースの塩ラーメン)、7月11日に登場したばかりの「つけ湯(TSUKETAN)」(鶏白湯魚介つけ麺)の3種類です。
オープン当初からの2大看板メニュー「雪姫」と「貝太郎」を注文。どちらも豚骨スープが優勢な大分では珍しいラーメンです。
気になっていた店名「三湯」(さんたん)の由来は、卓上プレートに書かれていました。
「三」(さん)は、大分県内の特産品である三種類(鶏肉、魚介、野菜や柑橘類)の食材を使用していることから、「湯」(たん)は、スープの白湯(ぱいたん)と清湯(ちんたん)、別府温泉の湯から、合わせて「三湯」と名付けられたようです。
国産小麦100%使用、保存料や添加物、着色料すべて不使用など、安全・安心な食材にもこだわっています。
雪姫(850円)
まろやかな口当たりと鶏白湯の旨味溢れるスープが特長の泡系ラーメン「雪姫」。
独自の製法で泡立てた鶏白湯のスープで麺がまったく見えません。ふんわりとした見た目と口どけのスープは新感覚です。
麺は国産小麦100%の自家製麺で、中細麺に泡スープの旨味がよく絡まります。
貝太郎(870円)
こちらの貝汁スープは透き通った美しさです。数種類の貝から旨味を抽出し澄み切ったスープは、一口飲んだだけで、貝の風味が口の中に広がります。
”豚肉と鶏肉のレアチャーシュー”は、それぞれの違いを楽しめます。通常のラーメンで見られる”青ねぎ”ではなく”紫玉ねぎ”をトッピングするなど、飽きさせない工夫がいたるところにあります。
味変(卓上スパイス)
さらに珍しいのが、”味変”できる調味料が5つもあることです。「雪姫」と「貝太郎」には3種類、「つけ湯」には2種類の”味変”が用意されています。
”カレースパイス”、”柚子胡椒”、”粗挽きブラックペッパー”を試しましたが、どれも味の変化がおもしろいです。1度で2つ以上の味が楽しめます。
まとめ
これまでに食べたことがない新感覚ラーメンです。自家製麺はもちろん、可能な限り県産品を使用するなど素材選びにも余念がない、おいしさと安全・安心なラーメンを追求する店主の思いが伝わってきます。今年7月には”つけ麺”が新メニューに登場するなど、今後の展開にも要注目です。
店舗情報
住所:別府市上人西4組-2 祝園ビル 1F
TEL:080-8131-7345
営業時間:11:00~21:00(LO 20:30)
定休日:木曜日
席数:カウンター8席 テーブル2脚(4人掛け)
駐車場:4台(店舗裏)
Insta:@ramen_santan
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