野口朝日堂 ｜ 圧倒的な重量感！和のロールケーキ「うず巻」

臼杵市野津町にある『野口朝日堂』に行ってきました。

『野口朝日堂』は、創業100年以上の歴史を持つ老舗和菓子店。地元の人々に愛され続けてきた伝統の銘菓「うず巻」が看板商品です。

野口朝日堂 ｜ 外観

可愛い吉四六さんのマスコットが街角のあちこちでアピールしてくるお茶目な野津町商店街の一角にお店はあります。

上を見上げると吉四六さんのマスコット！

お店専用の駐車場はありませんが、すぐ近くに商店街の共同駐車場があります。

野口朝日堂 ｜ 店内

店内に一歩足を踏み入れると、正面には「野口朝日堂」の大きな看板！ショーケースには和菓子が並んでいます。

野口朝日堂 ｜ メニュー

販売商品

『野口朝日堂』の看板商品と言えば、なんといっても「うず巻」です。全長41cmという驚異的な長さを誇るこの和菓子は、まさに”和のロールケーキ”と呼ぶにふさわしい逸品。

もっちりとした生地に、たっぷりのあんこが巻かれています。一本丸ごと販売されるため、好みの厚さにカットして楽しめるのが魅力です。

「おへま万十」は、『野口朝日堂』のもう一つの人気商品。吉四六さんの奥様おへまさんの顔のような、白くてふっくらとした牛乳入りの生地に白練りあんを包んだ、優しい甘さのおまんじゅうです。 

和菓子だけでなく「抹茶マドレーヌ」も販売しています。

かつてお菓子作りに使われていた木彫の菓子型が飾られていました。

ソフトクリームメニュー

和菓子だけじゃないんです！野口朝日堂では、ユニークなソフトクリームも楽しめちゃいます。定番のバニラはもちろん、絶対に外せないのが「うず巻ソフト」。

ソフトクリームにうず巻がトッピングされた見た目はインパクト大！
うず巻ソフトのグルメレポート（2024年7月21日）はこちら

「日本蜂蜜ソフト」は、日本ミツバチ一匹から1gしかとれない貴重な蜂蜜がトッピングされたソフトクリームです。

野口朝日堂 ｜ 実食

前回は「うず巻ソフト」を食べたので、「すごいぞ苺ソフト」を注文・・・しかし、苺はまだ入荷していないとのこと。

今回は「日本蜂蜜ソフト」を注文しました。

日本蜂蜜ソフト（400円）

「日本蜂蜜ソフト」は、まさに蜂蜜の風味が口いっぱいに広がる至福の一品。口に入れた瞬間、上品な蜂蜜の香りが鼻腔をくすぐります。

西洋ミツバチの蜂蜜とは違い、水分量が少し多めで、さらっとした口当たりが特徴。熟成されたコクとほどよい酸味があり、まるで花畑の中を散歩しているかのような、優しい味わいに心が癒されます。

うず巻・半分（670円）

「うず巻」1本を買いたかったところですが、さすがに2人では食べきれないと思い「半分」サイズを購入しました。

1本の長さは41cmですが、半分でも20cmもあり普通のロールケーキと同じサイズ感。

まず、もっちりとした生地の食感が口の中で広がります。そして、次第にあんこの滑らかな甘さが溶け出してくる。一口食べるごとに幸せな気分に包まれます。

「うず巻」1本には、1kgものあんこが使用されているそうですが、決して甘すぎることはありません。寒天が混ぜられているため、まるでようかんのような滑らかさと、上品な甘さのバランスが絶妙。トラ模様に焼き上げられたふわふわ生地との相性も抜群で、和菓子の奥深さを感じさせる一品です。

食べ進めるうちに、職人さんの技術と心意気が伝わってくるようで、単なる和菓子以上の感動を覚えます。伝統を守りながらも、時代に合わせた味わいを追求する野口朝日堂の姿勢が、このうず巻に凝縮されているように感じました。

抹茶マドレーヌ（220円）

「抹茶マドレーヌ」は、和と洋の融合を感じさせる逸品です。しっとりとした食感と鼻を抜ける爽やかな抹茶の香りが特徴です。

和菓子店ならではの抹茶の扱いの上手さが光る一品で、洋菓子ファンも和菓子ファンも満足できる味わいです。

野口朝日堂 ｜ まとめ

看板商品の「うず巻」は、その圧倒的なサイズ感と洗練された味わいで、訪れる人を魅了し続けています。長年培われてきた技術と、地域の食文化、そして職人の想いが詰まった、ここでしか味わえないスイーツです。

野口朝日堂 ｜ 店舗情報

店名	野口朝日堂（のぐちあさひどう）
住所	臼杵市野津町野津市220-5
TEL	0974-32-2041
営業時間	9：00〜18：00
定休日	月曜、第3日曜
イートイン	不可
予約	電話
電子決済	PayPay、LINE Pay、楽天Pay au PAY、d払い、メルペイ
駐車場	専用駐車場なし ※商店街共同駐車場利用

周辺スポット ｜ 普現寺

『野口朝日堂』から車で約5分。「普現寺」はとんちでお馴染みの吉四六さんの菩提寺であるとともに、紅葉の名所としても知られています。

境内には、約200本のもみじがあり、赤と黄色のじゅうたんを作ります。紅葉シーズンになる11月には、もみじがライトアップされ、幻想的な雰囲気で多くの観光客が訪れます。

今年の秋（9〜11月）の日本の平均気温が平年より1.97度も高かったこともあり、紅葉の見頃も遅くなっていましたが、ここ「普現寺」の紅葉は見事でした。