油そば専門店 自来也 ｜油の創作にこだわり！さっぱりで食べやすい「油そば」

大分市中央町にある『油そば専門店 自来也（じらいや）』に行ってきました。

店名『自来也』は、人気マンガ「NARUTO」のキャラクターが由来で、店主が原作のファンだったことからこの名前を付けたそうです。

そんな『自来也』で食べられるのが「油そば」

「油そば」は、丼の底に溜まった醤油ダレと油を麺に絡めて食べる ”スープのないラーメン” です。関東ではよく食べられますが、九州ではまだまだ馴染みがないと思います。

自来也 ｜ 外観

大分駅の府内中央口（北口）からセントポルタ中央町を5分ほど歩いたところに「大分マート」（中央通りとセントポルタ中央町を結ぶ路地にあるレトロな商店街）があります。

大分マートはラーメン激戦区と言われていますが、その中の一画に2023年7月18日にオープンしたのが『油そば専門店 自来也』

自来也 ｜ 店内

テーブル席はなく、カウンター9席のみのシンプルな店内です。

自来也 ｜ メニュー

お店の外に設置してある券売機で食券を購入します。

基本メニューは、ノーマルな「油そば」とピリ辛がクセになる「辛味噌油そば」の2種類。

麺の量は、ハーフ（90ｇ △190円）・並盛（180ｇ）・大盛（270ｇ ＋100円）・Ｗ盛（360ｇ +200円）の4種類から選べます。

ご飯は、白・かつお節・チャーシュー丼の3種類

ドリンクは、アサヒビール（瓶）・コカコーラ（瓶）・ウーロン茶（瓶）の3種類

スープは、玉子スープの1種類

自来也 ｜ 実食

油そば（880円）

看板に書いてあった「油の創作にこだわった・・・」とは、油そばの「油を使っているので重たい」というイメージを覆して、「さっぱりして食べやすい」油そばを目指したという思いが込められています。

ノーマルの「油そば」には、メンマと細切りの自家製チャーシューがトッピングされています。

油そばの基本の食べ方ですが、まずは熱いうちに、テーブルに置いてあるお酢を2周回しかけ、その後にラー油を2周回しかけていきます。

丼の底に溜まったタレを麺にしっかり絡めるようにして混ぜて完成です。

卓上調味料には、お酢やラー油以外にも、柚子胡椒や合わせ一味、おろしにんにくがあるので自分好みに味変も可能。

『自来也』で使われる油は2種類。ラードと風味を付けた香味油、そこにダシと醤油をブレンドしたタレを加えます。関東の味をベースにしてますが、九州でも受け入れらるように、甘めの醤油を使用しているそうですよ。

「重たくない」っていう理由がよくわかります。醤油のコクを感じますが、麺自体がお酢でコーティングされているような感じでさっぱり♪ラー油の辛さが食欲を刺激します。

中太麺はモチモチの弾力でさっぱり感があります。

細切りの自家製チャーシューはギュッとしまった食感でアクセントを与えてくれます。

今回は使いませんでしたが、マヨネーズもオススメのようです。マヨネーズを入れると甘みが増してまろやかに変化。途中でマヨネーズで味変するのもあり♪ですね。

辛味噌油そば（ハーフ・790円）

ノーマルの「油そば」との違いは、真ん中にトッピングされた自家製辛味噌ダレとキムチ。

辛味噌ダレは、豆板醤、唐辛子の粉末、荒削りの唐辛子などを使用。見た目から辛そうな華やかな赤色です。

こちらも同じくお酢とラー油をかけるのがオススメ。

まず初めに醤油ダレのコクがきて、次にお酢のまろやかさ、タイムラグがあって辛み成分が口の中に広がっていきます。

丼の底にも、お店のロゴマーク「ガマガエル」が隠れていました。

チャーシュー丼（350円）

白ご飯の上には分厚いチャーシュー2枚と半熟卵

ご飯の中には刻みチャーシューが隠れています。

自来也 ｜ まとめ

油そばは ”重たい” イメージがありましたが、独自に調合した油は風味豊かであっさりとしています。

並盛で180ｇありますが、意外とあっさりとして食べやすいので、男性の方は大盛（270ｇ）やW盛（360ｇ）、ご飯を追加してもいいかもしれません。

トッピングや味変調味料も豊富にあるので、自分だけのオリジナルを追求するなど、いろんな楽しみ方ができる「油そば」です。

自来也 ｜ 店舗情報

住所	大分市中央町1-4-22　サクラヤビル1F
TEL	097-574-9229
営業時間	11：00～15：00（LO 14：30） 18：00～23：00（LO 22：30） ※なくなり次第終了
定休日	木曜／第2・4月曜
席数	カウンター 9席
電子決済	クレジットカード等
駐車場	なし
Instagram	@tsutsusan85