臼杵市大字臼杵にある『ごはんとおやつ。』に行ってきました。2022年11月、臼杵市の城下町にオープンした回転焼き屋です。
場所は『八町大路(中央通り商店街)』や三重塔で有名な『龍原寺』の近くになります。駐車場はお店の裏手(県道33号を挟んだ向かい側)にあるので、インスタグラムで場所を確認してお出かけください。
メニュー
定番のくろあん・しろあん、カスタードをはじめ、季節限定のメニュー、ドライカレーやきんぴらなどの変わり種が日替わりで食べられる回転焼き屋さんです。
メニュー表に描かれている「うさぎ」ですが、店主の苗字が「兎拂(うさぎはらい)」であることが理由のようです。ちなみに、大分県では一軒しかない珍しい苗字です。
イートイン
店内ではイートインもできます。カウンター席と小上がり席があります。
店主のご主人は消防士として働いていて、ちょうどこの日は夜勤明けで店番をしていました。気さくなご主人とゆっくりと会話を楽しみながら、ホットコーヒーもサービスでいただきました。
日替わり焼き(南蛮煮)(150円)
今日の日替わりは「南蛮煮」です。
「南蛮煮」と聞いて最初はまったくイメージが湧きませんでしたが、豚ミンチ・鶏ミンチと、みじん切りにした玉ねぎとにんじんを炒めて甘辛く味付けをし、素揚げしたじゃがいもとグリンピースを絡めて仕上げる肉じゃがに似た料理のことをいいます。
店主のお話によれば、臼杵市の給食では定番メニューで、パンの中をくり抜いて「南蛮煮」を詰めて食べていたようです。それをヒントに回転焼きの中に入れたとのことですが、生地との相性もよく、この組み合わせは面白いです♪肉じゃがみたいな感じで、優しい味でほっこりします♡
「日替わり焼き」は、いろんな具材が楽しめますが、過去には、ピザ、チリコンカン、うずらツナ、きんぴらなどが登場したようです。チリコンカンも臼杵市では給食の定番メニュー。挽肉と玉ねぎなどの野菜を炒め、豆やトマト、スパイスと一緒に煮込んだ料理のことで、ナンと一緒に出されるようです。
南蛮煮にチリコンカン・・管理人は大分県で育ちましたが、料理名を聞いたのも今回が初めてで、それが臼杵市の給食では人気メニューになっているとは知りませんでした。
くろあん(つぶ)100円
定番の「くろあん(つぶ)」もいただきました。
ふっくらとした生地にたっぷりの餡で食べ応えも抜群。これが100円というのは驚きです。
テイクアウト
あまりにも美味しかったので、「芋あん」と「カスタードクリーム」をテイクアウトしました♪
カスタードクリーム(120円)
お持ち帰りで冷めてしまったときは、バターを塗って焼くと、バターの部分がサクサクになって出来立てとは違った美味しさが味わえます。
芋あん(120円)
「芋あん」はストックがなくなり次第終了。次の季節のあんは、「芋あん」が終わり次第、インスタグラムで発表されます。
まとめ
今の時代には珍しい、アットホームな雰囲気が素敵な回転焼き屋さん。店主は、臼杵市の給食センターで働いていた栄養士さんということで、臼杵ならではの回転焼きが味わえるのも魅力です。
店名『ごはんとおやつ。』にある通り、ランチも提供する予定だったようですが、先に始めた回転焼きが思いのほか好評で忙しいため、今のところは回転焼きのみの販売です。ゆくゆくはランチ営業を始めたいとのことなので、そのときはぜひ伺いたいと思います。
うすき雛めぐり
回転焼きでほっと一息ついた後は、臼杵の町並みをゆっくりと散策。訪問した日は『うすき雛めぐり』(2月10日~3月12日、スタンプラリーも同時開催)開催中だったので、雛めぐりを楽しみました。
写真は観光交流施設『サーラ・デ・うすき』の「うすき雛」。「立雛」の販売も行っています。
<うすき雛>
古文書の記録によると、天保の改革の頃、臼杵藩では質素倹約のため町の人達は「紙製のお雛様」しか飾ることが許されていなかったとされています。当時の雛は残っていませんが、お雛様の原型である立ち雛を参考に、シンプルで気品ある臼杵らしいお雛様が「うすき雛の会」の手によって誕生しました。(臼杵市観光協会)
店舗情報
住所 | 臼杵市大字臼杵2-303 (田町)オカハチとなり |
TEL | 0972-77-4941 |
営業時間 | 9:30~15:30 |
定休日 | 不定休 |
イートイン | 可(カウンター数席 小上がり2卓) |
電子決済 | 不可 |
予約 | 可(電話予約のみ、大量注文対応可) |
駐車場 | 2台 |
Insta | @gohantooyatu__usuki |
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