宇佐市安心院町にある「深見堂」に行ってきました。
宇佐市安心院町森という、青々とした山々と田園風景が広がるのどかな集落に佇む「cakes+café 深見堂」。
ここは築120年以上の歴史を重ねた古民家をリノベーションして作られた、知る人ぞ知る隠れ家カフェです。

夏の眩しい日差しが照りつける真夏の日、涼やかな口福と静寂のひとときを求めて訪問!

築100年を超える古民家で過ごす時間は、日々の喧騒を忘れさせてくれる最高の贅沢♪
深見堂 | 外観
「深見堂」があるのは、宇佐市安心院町から湯布院方面へと抜ける県道50号線沿いのエリア。安心院の市街地から少し南下した、豊かな緑に囲まれた集落の中にあります。

県道から少し入った場所に姿を現す深見堂の外観は、まさに日本の原風景を思わせる趣深い木造建築。瓦屋根と白い漆喰壁、そして年季の入った木の質感が見事に調和しており、まるで昔の田舎のおばあちゃん家に帰ってきたかのような温かい佇まいです。

入り口の引き戸の横には控えめな看板が掲げられ、足元には可愛らしい植物たちが並べられています。ガラガラと音を立てて開ける引き戸の感覚も、どこか懐かしく、これから始まる美味しい時間への期待感を嫌が上にも高めてくれます。
深見堂 | 店内
ガラガラと引き戸を開けて足を踏み入れると、そこには外の暑さを忘れさせてくれるような、静けさと木の温もりに満ちた和の空間が広がっていました。

畳敷きの大広間を活かした室内には、立派な掛け軸やダイナミックな書が描かれた襖がそのまま残されていて、伝統的な日本建築の美しさに圧倒されます。

その一方で、配置されているテーブルや椅子はセンス溢れるアンティーク調の木製家具。和と洋、そして新しさと古さが絶妙なバランスで融合したインテリアは、どこを切り取っても絵になります。
テーブル席を中心に、2人掛けの席からゆったりと座れる4人掛けの席まで、計4卓がバランスよく配置されています。
深見堂 | メニュー
コンセプトは「地元の素晴らしい食材を、真心を込めたお料理やスイーツとして届けること」
安心院や宇佐、中津といった近隣地域で採れる旬のフルーツやスパイス、こだわり抜いた有機素材をふんだんに使用したメニューが揃い、訪れる人々の心と身体を優しく満たしてくれます。

メニュー表の写真撮影は禁止されているので、覚えている範囲で記載しているよ
ランチ
「深見堂」では、地元の新鮮な食材や地産ジビエを巧みに取り入れた本格的なランチメニューが大変有名です。
山香産鹿肉のカレーや季節の旨味が詰まったワンプレートランチなど、シェフのこだわりが光る料理たちがラインナップされています。
ケーキセット
今回のメイン目的であるカフェメニュー!
「深見堂」のケーキセットは、季節の素材を活かした手作りスイーツとこだわりのドリンクを組み合わせて楽しむスタイルです。
セット(お好きなケーキ + ドリンク) 1,210円
メニュー表には、その時期にしか味わえない旬のフルーツを使った限定スイーツがズラリと並びます。安心院産の苺や生姜、宇佐・中津産の桃など、地域の生産者さんが大切に育てた素材の名前が並んでいるのを見るだけで、胸が高鳴りを抑えきれません。
ドリンクも、地元で焙煎されたオリジナル珈琲や自家製シロップのソーダなど、妥協のないラインナップ。

クッキーやパウンドケーキなど焼き菓子のテイクアウト販売もしているよ
深見堂 | 実食レポ
今回は贅沢に3種類のケーキセットをオーダーし、シェアしながらいただくことにしました!
ケーキセット(1,210円+110円)
まず1つ目は、イギリスの伝統菓子をベースに深見堂風のアレンジが光るビクトリアケーキと、真夏の身体に染み渡るスパイスドリンクの組み合わせです。

ビクトリアケーキ 自家製ジャム(安心院産 あんず)とクリームチーズ
運ばれてきた瞬間、その愛らしいビジュアルに笑みがこぼれます。しっかりと焼き色がついた生地には粉糖が優しく振られ、横には滑らかな生クリームが添えられています。

ナイフを入れると、生地のしっとりとしつつも程よい密度の手応え。
口に運ぶと、バターの豊潤な香りが口いっぱいに広がっていきます。生地の間にサンドされているのは、甘酸っぱい自家製あんずジャムと、コクのあるクリームチーズ。

このジャムのフルーティーな酸味とクリームチーズのまろやかな塩気が、生地の甘みと完璧なハーモニーを奏でています。
添えられた生クリームを少しつけて食べると、さらに口当たりがリッチになり、思わずうっとりしてしまう美味しさです。
安心院産 しょうがとスパイス ジンジャーエール
ビクトリアケーキに合わせたのは、安心院産の生姜を贅沢に使用した自家製ジンジャーエール。
グラスを近づけるだけで、生姜と数種類のスパイスの刺激的で爽快な香りが鼻腔をくすぐります。

一口飲むと、シュワシュワ弾ける炭酸とともに、生姜のキリッとした心地よい辛みが口の中を駆け抜けていきます!
甘さは控えめで、スパイスの奥深い余韻が残る実に本格的な味わい。

キリッとした辛みが光る大人な味わい♡
ケーキセット(1,210円+660円)
続いて2つ目は、7月の季節感あふれるプレミアムなグラススイーツと、こだわり抜いたアイスコーヒーの組み合わせ。見た目にも涼やかなセットです。
宇佐産・中津産 桃のコンポート ゼリーとシャーベットのグラスデザート
美しい透明感のあるグラスに盛られたグラスデザートは、まさに夏の芸術品!地元である宇佐産・中津産の桃を贅沢に使用した季節限定の一品です。

一番上のシャーベットをスプーンですくって口に入れると、桃そのものをかじったかのようなフレッシュで芳醇な香りが一気に弾けます。
その下には、ツルンとした喉越しがたまらないプルプルのゼリー、そしてじっくりとシロップで煮込まれた大ぶりの桃のコンポートがゴロッと入っています。
桃のジューシーな甘みと、コンポートの上品な風味が層をなして押し寄せ、食べる場所によって異なる食感と味わいが楽しめる贅沢さ。

真夏の暑さを一瞬で忘れさせてくれる、至高のグラスデザート♪
アイスコーヒー(「樹豆珈琲」焙煎の深見堂オリジナルブレンド)
桃のコンポートに合わせたのは、地元で人気の「樹豆珈琲」さんが深見堂のためだけに焙煎したというオリジナルブレンドのアイスコーヒー。

深煎りならではのしっかりとした香ばしさとコクが感じられます。しかし、後味は驚くほどクリアで雑味が一切ありません。
桃の繊細な甘みを邪魔することなく、むしろお互いの良さを引き立て合う素晴らしいペアリング。丁寧に淹れられた珈琲だからこそ味わえる、本物のクオリティを感じます。
ケーキセット(1,210円+110円)
そして3つ目は、和のテイストとオーガニック食材が融合したガトーショコラと、色鮮やかな自家製フルーツソーダのセットです。
抹茶のガトーショコラ(オーガニックホワイトチョコレート)
目にも鮮やかな深い緑色が印象的なガトーショコラ。オーガニックのホワイトチョコレートをベースに使用しているのが大きなこだわりです。

フォークを入れると、まるで生チョコのようにしっとり&濃密な感触。口に運ぶと、抹茶の心地よいほろ苦さと豊かな風味がドッと広がり、その後にホワイトチョコレート特有のミルキーでまろやかな甘みが包み込んでくれます。
重たすぎず、かつ濃厚。口溶けが非常に滑らかで、後味には上質な抹茶の余韻が長く残ります。抹茶好きにはたまらない、大人のための極上焼き菓子です。
安心院産 苺シロップ ソーダ
抹茶のガトーショコラと一緒にいただいたのは、安心院産の苺をじっくり煮詰めて作られた自家製シロップのソーダ割り。
グラスの底に沈む淡いピンク色のシロップと、シュワシュワと立ち上る気泡がなんとも愛らしく、見ているだけで心が躍ります。

しっかりと混ぜてからいただくと、苺本来のナチュラルでキュンとする酸味と甘みが口いっぱいに広がっていきます。
人工的な甘さは一切なく、果実の旨味がギュッと凝縮された素朴で優しい味わい。ローズマリーの爽やかな香りがアクセントになっており、最後まで飽きずに美味しくいただけます。
深見堂 | まとめ
宇佐市安心院町の豊かな自然に抱かれた「cakes+café 深見堂」。
築100年を超える古民家が醸し出す穏やかな空気感の中でいただいたスイーツたちは、どれも地域の食材への愛と、作り手の丁寧な仕事ぶりが伝わってくる感動的な美味しさでした。

スイーツのみならず、ジビエ料理などの本格的なお食事メニューにも定評があり、地元の方はもちろん、遠方からわざわざ車を走らせて訪れるファンも後を絶ちません。時の流れがゆるやかに変わるような、ノスタルジックで特別な時間を約束してくれる至高の空間です。
今回ランチはお預けとなりましたが、このカフェタイムの素晴らしいクオリティを体験したことで、次回への期待がさらに膨らむ結果となりました。

季節ごとに使用されるフルーツやメニューが変わるため、いつ訪れても新しい美味しさと出会えるのも大きな魅力だね

心も体もリフレッシュできる特別なカフェ体験を求めて、足を運んでみてはいかがでしょうか?
深見堂 | 店舗情報
| 店名 | cakes+café 深見堂(ふかみどう) |
| 住所 | 宇佐市安心院町森18 |
| TEL | 0978-58-0712 |
| 営業時間 | 10:30〜18:00(LO 17:00) ※ランチは予約制 |
| 定休日 | 火・水曜 ※不定休(公式Instagramでお知らせ) |
| 席数 | 2人×3卓、4人×1卓 |
| 予約 | 電話 |
| 電子決済 | 不可 |
| 駐車場 | 敷地内3台、第2駐車場あり |
| @fukamido_ajimu |


コメント