蜂楽饅頭 博多阪急店｜九州を代表するソウルフード！

福岡市博多区博多駅にある『蜂楽饅頭 博多阪急店』に行ってきました。

福岡県、熊本県、宮崎県、鹿児島県の九州4県で13店舗を展開する回転焼き専門店です。

もっちもちの生地の中にたっぷりの餡子が入っているのに、たったの110円で食べられる、お土産にも重宝されるご当地おやつです。

蜂楽饅頭は1955年（昭和30年）に熊本県水俣市にて誕生しました。

当時、養蜂業を営んでいた先々代の社長・宮崎正二さんが「蜂蜜を使ったおいしいお菓子を作りたい」との思いから蜂楽饅頭を考案したのだそうです。

当初は水俣市でのみ販売されていましたが、1956年（昭和31年）に熊本市中央区にある繁華街・上通（かみとおり）に出店、1960年には福岡市西新にも出店するなど、その後も九州各地に店舗を展開して、今では九州に住む人なら誰もが知るソウルフードとして広く知れ渡っています。

蜂楽饅頭 ｜ 焼き台

常に行列ができていて、すんなり買えることは少ないのですが、目の前の焼き台で次々と焼かれていくので、そんなに待つことなく買うことができます。

蜂楽饅頭 ｜ メニュー

餡は2種類、黒あんと白あんのみです。どっち派なのか論争がしばしば起きるほど、どちらにも根強いファンがいます。

6個以上注文すると、専用の箱に詰めてくれます。

蜂楽饅頭では、包装資材にもこだわりがあって、”蒸気を外に逃がし、逆戻りを防ぎ、お饅頭の適度なやわらかさを保ってくれる” 特殊な紙を使用しています。

蜂楽饅頭は、材料や製法に特徴があります。

一般的な回転焼きでは、短時間で餡子の状態にするために増粘剤を入れたり、保存期間を延ばすために保存料を使用したりします。

しかし、蜂楽饅頭では一切これらを加えていません。良質な素材と職人の手で、豆は餡子の状態になるまでじっくりと手間をかけて、できたてを提供するのが蜂楽饅頭のこだわりです。

黒あん（110円）

黒あんには、北海道十勝地方の肥沃な大地で育まれた小豆が使われています。さらに、コンピューター選別と手より選別の作業を経て、蜂楽饅頭専用の厳選された豆だけが使われます。

その魅力は何といっても薄い皮にみっちりと詰まった餡子でしょう。このように薄皮に仕上げるには、熟練の技が必要なのだそうです。

ほくほくとした小豆本来の旨味が引き出された黒あんは、甘さだけでなく、小豆の滋味深い味わいが感じられます。

生地には、店名の由来でもある国産純粋蜂蜜がふんだんに使用されていて、ふんわりと優しい甘さ♡もっちり食感ですが、サクッとした部分もあり皮まで美味しい♪

白あん（110円）

白あんには、小豆と同じく北海道十勝地方産の厳選された大手亡豆（おおてぼうまめ）が使われています。

蜂楽饅頭の白あんはしっとり食感なのが特徴で、女性や子どもに人気で、特に小豆が苦手な方におすすめです。

黒あんと比べて、マイルドな味わいで、蜂蜜の風味をより強く感じられます。ずっしりと餡が入っているので食べ応えも抜群です。

蜂楽饅頭 ｜ まとめ

蜂楽饅頭は、九州人なら誰しもが知るソウルフード・・と言いながら、店舗は、福岡・熊本・宮崎・鹿児島の4県だけで、大分県がない・・なので、福岡や熊本に行った際には、必ず食べて買って帰る定番のお土産です。

焼きたてをすぐに食べるのが一番美味しい食べ方ですが、冷めてしまったときは、電子レンジで少し温めて、トースターでカリっと焼くと、焼きたての美味しさを味わえます。

蜂楽饅頭 ｜ 店舗情報

住所	福岡県福岡市博多区博多駅中央街１−１ B1F
TEL	092-419-5170
営業時間	10：00～20：00
定休日	なし（博多阪急の営業に準じる）
イートイン	不可
電子決済	クレジットカード、交通系電子マネー QRコード決済等
Webサイト	www.houraku.co.jp/mamechishiki.html