別府市鉄輪にある『わらび餅専門店 甘味処鎌倉 別府鉄輪温泉店』に行ってきました。
「甘味処鎌倉」は、全国に47店舗を展開している「わらび餅専門店」で、「別府鉄輪温泉店」は大分初出店、2023年3月にオープンしました。
お店の場所は鉄輪温泉のみゆき坂沿い。団子汁で有名な「味処よね田」の目の前です。周辺は、地獄巡りや地獄蒸しなどの観光スポットが目白押し。この日も多くの外国人観光客で賑わっていて、お店の前の行列は途切れることはありませんでした。
店名の「鎌倉」は、地名ではなく年号から来ていて、鎌倉時代に人々に”わらびもち”が広まったことから名付けられたとのことです。
<わらびもち豆知識>
わらびもちの歴史はとても古く、醍醐天皇の好物だったと言われていることから、平安時代にはすでに存在していたと考えられます。
原料であり名前の由来でもあるわらび粉は、とても高価なためわらびもちは身分の高い人が食べるお菓子だったと言われています。
わらびもちが現代の姿になったのは鎌倉時代から。中国から禅宗と一緒に持ち込まれた点心の文化や、茶の湯の作法の影響によって今の形へ進化しました。
(甘味処鎌倉ホームページより)
店内
店内にはイートインスペースもあります。和を基調とした店内で、京和傘をイメージした照明が印象的です。
メニュー
「わらびもちドリンク」などの”わらびもち”を使った和スイーツのお店で、お土産用の”わらびもち”もあります。
わらびもち・バニラトッピング(2個入り)400円
一番人気の「わらびもち(2個入り)」(330円)にバニラをトッピング(+70円)しました。
たっぷりのきな粉と黒蜜の下には、食べ応えのある大きな”わらびもち”が2個入っています。持ち上げるとぷるぷると伸びて、食べる前からモチモチ感が伝わってきます。一口食べると、今まで食べたことがない、とろける驚きの食感!もっちりとしていながら滑らかで喉越しが抜群にいいです。
このモチモチ食感は、稀少な国産の本わらび粉を使用、『鎌倉』独自の配合と職人の高度な技術によって練り上げていることから実現しています。
わらびもちドリンク
「贅沢苺ヨーグルト」(Sサイズ・640円)と「浅川園のお抹茶」(Sサイズ・580円)を購入しました。
生クリームのホイップがトッピングされていて、下の方には”わらびもち”が沈んでいるので、ストローでよくかき混ぜていただきます。
贅沢苺ヨーグルト(Sサイズ・640円)
ヤスダヨーグルト(牛乳を100%使用したヨーグルト)を使った「贅沢苺ヨーグルト」は、たっぷりの生クリームがのっていますが、ヨーグルトと苺の甘酸っぱい風味で爽やか。苺の果実と細かく砕かれた”わらびもち”が相俟って、飲み応えがあるスイーツなドリンクです。
ドリンクに入った”わらびもち”のモッチリ感は変わらず、太いストローを通って、細かく砕かれた”わらびもち”が口の中へ。スルッと入ってくる弾力がたまりません。
浅川園のお抹茶(Sサイズ・580円)
香り高い「浅川園」(新潟市の日本茶専門店)の抹茶を使った「浅川園のお抹茶」は、抹茶の深緑が映えます♪
アイス抹茶の下には、黒みつと”わらびもち”が沈んでいて、上にはたっぷりのクリームがトッピングされています。アイス抹茶、プルプルとした”わらびもち”、黒みつ、クリームが混ざり合い、これぞ和スイーツ!!の美味しさです。
まとめ
今まで食べたことがないプルプルの”わらびもち”の食感には驚きました。周辺には無料の足湯や足蒸しがあるので、ゆっくりと癒されながら「わらびもちドリンク」を飲むのもよさそうですね♪
店舗情報
住所 | 別府市鉄輪323-1 |
TEL | 0977-85-8223 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
イートイン | 可 |
駐車場 | なし |
Webサイト | warabimochi-kamakura.com |
@kamakura.beppukannawa |
周辺スポット ~鉄輪温泉~
別府八湯の1つで、湯けむりにつつまれた「 鉄輪温泉 」。鎌倉時代に時宗(じしゅう)の開祖である一遍上人が開いたとされる湯治場です。
温泉の蒸気であたたかくなった石菖(せきしょう)という薬草の上に横たわり、体全体を蒸す「鉄輪むし湯」は、ここでしか味わえない温泉です。無料の「足蒸し」もあるので、蒸風呂を気軽に体験することができます。
実は「鉄輪温泉」も「鎌倉」と深いつながりがあったんです♪
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