上海ラーメン 大分府内店 ｜ 伝説の名店が復活！元祖佐伯ラーメン

大分市府内町にある『上海ラーメン 大分府内店』に行ってきました。

『上海ラーメン』は、海鮮しょうゆ豚骨スープが自慢の元祖佐伯ラーメンですが、そのルーツは、昭和14年（1939年）創業の佐伯ラーメン店まで遡ります。

1日平均600杯のラーメンを販売し熱狂的な人気を誇っていた「上海」は、後継者不在のため、2003年に創業65年の幕を下ろしました。

失意に沈んだファンは、もう1度「上海」の味を復活させるため、ラーメン店を次々と出店。その味が評判を呼び「佐伯ラーメン」というジャンルが確立するに至りました。

そして、伝説の名店「上海」の屋号とレシピを引き継いだのが現「上海ラーメン」の店主のお父さん。大分市旦野原にて3年間営業したのち、2021年にトキハインダストリー佐伯店に移転。そして、2023年12月に2店舗目を大分市府内町にオープンさせました。

上海ラーメン ｜ 外観

場所は、コンパルホール裏の通り、焼き鳥「楓」さん跡地になります。

上海ラーメン ｜ メニュー

ラーメンメニューは全４種類。上海ラーメン（800円）にチャーシューをマシマシにしたものがチャーシュウ麺（1,050円）、半熟卵1個追加したものが味玉ラーメン（900円）、チャーシューと半熟卵の両方を追加したものが味玉チャーシュウ（1,100円）です。

サイドメニューとして、楽天市場No1の餃子があります。そして、気になるのがカレー（410円）・・カレー作りが趣味である店主の小戎（こえびす）さんがネパール人の友人に教えてもらったレシピをアレンジしたものです。

タマネギ・キャベツなどの野菜をすりつぶし、チャーシューの煮汁やラーメンスープ、スパイスを煮込んでいます。

甘さもありつつ、辛さをじわっと感じることができる、隠れた人気メニューのようです。

入口にあるタッチパネル式券売機で注文するメニューを決めて、現金を投入します。

上海ラーメン ｜ 店内

店内には、カウンターが9席、掘りごたつの小上がりが4卓あります。

チャーシュウ麺（1,050円）

見た目はガッツリの佐伯ラーメン。麺が見えないほどのマシマシのチャーシューがのっています。大判の海苔のトッピングに佐伯ラーメン特有の白ゴマが見えます。

スープは、海鮮しょうゆ豚骨。魚介しょうゆダレをベースにした豚骨スープです。

こってりしすぎず、かといってあっさりしすぎなくてちょうどいい塩梅。

佐伯ラーメン特有のニンニクが効いたガツン系ではなく、どちらかと言うとシンプルな味わいで後味さっぱりなので、どんどん飲みたくなります。

麺は中太ストレート麺。過去食べたラーメンの麺の中でもトップレベルのもちもち感です。

チャーシューは脂身が少ないタイプで、スライスと刻みの2種類。

スライスチャーシューは厚めで食べ応えがあって、刻みチャーシューは特に味が染みています。 

上海ラーメン（800円）

卓上調味料

卓上には、佐伯ラーメンの特徴でもあるコショウ・ニンニク粉・ゴマなどの調味料が置かれています。

シンプルなスープなので、もっとガツンとパンチを効かせたい方は、お好みで入れていきます。

上海ラーメン ｜ スタンプカード

1杯につき1個スタンプを押してくれます。5個貯まると「チャーシュー5枚」、10個貯まると「ラーメン1杯無料」です。

上海ラーメン ｜ まとめ

初代「上海ラーメン」は、しょうゆ豚骨のスープに中太麺を基本とする佐伯ラーメンの元祖と言われ、その独特のスープの味わいと柔らかい麺を支持するファンが多く、１日に600杯も出るほどの人気店でしたが、惜しまれながら2004年に閉店。

復活した「上海ラーメン」が佐伯市に続いて、大分市内にも再び出店。上海ラーメンには、マニアックなファンが多いだけに、大分市でも味わえるのは嬉しいですね。

今回は頂きませんでしたが、味玉ラーメンの煮卵は、通常想像する甘醤油っぽい味ではなく、塩コショウとガーリックでパンチをきかせています。こちらも人気のようですよ。

上海ラーメン ｜ 店舗情報

住所	大分市府内町1-6-42 LHASAビル1階
TEL	090-8039-1762
営業時間	11：00～15：00（LO 14：30） 18：00～23：00（LO 22：30）
定休日	日曜
席数	カウンター9席 小上がり（掘りごたつ）4人×4卓
電子決済	不可（食券機）
駐車場	なし
Instagram	@shanghairamen
Facebook	www.facebook.com/ramenSYANHAI/
通販サイト	ramen-shanghai.stores.jp